- HA22S エンジンOH他
- スズキ アルトワークス
2021年05月30日 17:18スズキ アルトワークス RS/Z エンジンチェックランプ点灯修理 長野県安曇野市
エンジンOHも終わり無事に納車したワークス。
部品明細ページを作成中にチェックランプが点灯したとお客さまからの連絡。
納車して早々に工場に帰って来たワークスの不具合を確認していきます。
イグニッションコイルが生死を彷徨う症状が出た時に、納車前で良かったーと思ったのですが、結局こうなってしまいました。
スズキスポーツのコンピュータでもチェックランプが点灯することに感心しながら故障診断機をセット。
クルマの情報を数値化して確認できる仕組みは画期的です。
記憶していた故障コードが6個もありました。
アイドリングが高くなったと言っていた通り、スロットルボデーとアクセルペダルの不具合コードが3個。後はABS不具合コードが3個。
アイドリングが高い症状時でのチェックランプ点灯。
故障コードであるDTCのP1925・P1927・P1930。
普通は整備書に記載されていてトラブルシューティングがスムーズに行えるようになっているのですが、新規格の初期モデルは旧規格同様のダイアグコードのみの記載。
そのダイアグ表を見ると一つのコードの中に3つも4つも診断項目があるため原因特定までに時間が掛かりそうな雰囲気でした。
ABS側の故障コード。
本来ABSのトラブルはエンジンチェックランプではなく、ABSランプが点灯するため今回の不具合以前に何かしらの理由で残っていたと判断し後回しにします。
とりあえず故障コード6個全てを消去。
その後、一度バッテリーを外しオールクリアに。
ここからは診断機ならではのトラブルシューティングを紹介していきます。
先ずはアクティブテストのアイドリング調整。
続く
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成10年 | メーカー・ブランド | スズキ |
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車種 | アルトワークス | グレード | RS/Z |
型式 | GF-HA22S |