スズキ アルトワークス RS/Z　エンジンOH他11　長野県安曇野市｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンを分解し点検していきます。

コンロッドメタル「子メタル」
親メタルでも同じような線キズが見られれば異物混入によるモノだと判断出来ますが、
子メタルにしかキズがないのでメタル表面の剥離が原因であると予想しています。
特に2番のメタル上側には押しつぶされた様な模様があります。
ピストン冷却用のオイル穴が上側に空いているのもキズが付きやすいのではと想像しています。
燃焼・爆発による上下動の過酷さが分かる1枚です。
親メタルより子メタルの方が寿命は短いかも知れません。
軸補修してクランクシャフトは再使用。
子メタルは全て交換します。

シリンダー内径測定「使用限度68.050㍉」。
大体0.020～0.030㍉プラスが多いのですが、このK6Aは0.030～0.040㍉プラスでした。
限度内なので再使用ですが、ピストンはクリアランス確保のため交換します。


続く

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