スズキ アルトワークス RS/Z　エンジンOH他2　長野県安曇野市｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はタービンのOHです。
タービンはスズキの補修部品が存在していないため、専門の業者さんに作業依頼します。
リビルト品もあるのですが、今回のワークスにはスズキスポーツさんのスポーツタービンが装着されているためリビルト品は存在していません。
エンジン同様、壊れている訳では無いのでリフレッシュ的な感じで行ければ良いと思っています。

発送するためタービンを外して行きます。
3枚目の油圧を測定するためのアタッチメントはお客さまが作業したモノです。
ワークス愛が感じられて嬉しい気持ちになります。

タービン回りは超高温になるため取り付けボルトも酸化しやすいです。
フロントパイプを固定するボルトが折れました。

鉄製のガスケットも寿命を迎えていました。

新規格はもちろん旧規格のRS/Z純正HT06とは比較にならないほど羽根が大きいです。
気になるガタや羽根の欠損は見受けられないのでリフレッシュ出来そうな感じです。
ただ、同等だと思ってはいますがタービンの打刻が新規格用の4VAではなく、旧規格用の4NAなところが少しだけ気になります。

前回冒頭で紹介した異音の原因を調べるため、在庫品の最終型ワークスR用HT06を装着しようと見比べてみたら何と羽根が同寸！
A/R比が12と言われているこのタービン。
扱いやすいとは言い難い反面、ドッカンターボ的なフィーリングは楽しさを倍増させてくれるところもあるので、良い状態に戻るのが楽しみです。

続く

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