トヨタ プロボックス　車検　長野県安曇野市｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンオイル・オイルフィルタ・エアクリーナ交換。
スタビライザリンクセット交換。

エンジンオイルやエアクリーナが汚れていても車検には合格しますが、
足回りやハンドル装置の可動部に装着されているゴム部品が切れていると車検は通りません。

というわけで、先ずは車検に通らない箇所を調べていきます。
リフトアップし最初に気になった箇所がラックブーツの極端な油汚れです。
点検すると劣化はありますが破れはありませんでした。

初めてのお客さまでしたので、この状態が何時から始まったのか不明ですが、
車検時に下回りの洗浄はお願いしていないとの事。
ブーツの汚れ方から前回の車検時でも十二分に油が付着していたと推測されるため、
次回の車検時に判断出来るようキレイに洗浄しておきました。

ちなみにパワステフルードの減りはほとんど見受けられなかったため、
ステアリングシャフトのオイルシール劣化によるラックブーツの油分付着というよりは、ラック前方にあるドライブシャフトブーツ内のグリスが飛散しブーツに付着の方の可能性が高いと思えるくらい、ドライブシャフトブーツバンド周辺が油で汚れていました。

ステアリングシャフト・ドライブシャフト共、多少の滲みは発生するためキレイに洗浄し次回の車検に繋げておきます。

車検場で指摘されることが多いスタビライザーのリンク部。
豚カツの肉と衣を絶妙に繋げる卵の様な役割で、安定感を生みだすスタビライザーとタイヤを支えるロアアームを繋げる大切な部品です。

ゴムブッシュに亀裂が入り割れているため車検には通りません。
その後も一通り点検しましたが、現状で車検に通らない箇所はココだけでした。

翌日に車検の予約をしてあったため夜中の内に部品を手配。
翌朝、部品屋さんに出向きスタビリンクセット左右をゲット。
勤めている友人にはいつも感謝感謝です。

リンクセットの内容です。
車検に通らないゴム部品だけではなくワッシャやシャフトに、
再使用をオススメしないカシメナットも付属しています。

キレイに蘇る様は新品ならではです。

これで車検を通す意味での作業は完了です。

続いて車検の合否には関係のない箇所ですが、「おっ！なんか調子良くなった」と感じる部分を点検し交換した部品です。
先ずはエアクリーナ。

人でいうマスクです。汚れて詰まったモノよりキレイなフィルターの方がエンジンも快調になります。

最後にエンジンオイルです。

リンスInシャンプーのようにキレイにしながら潤いを保つイメージです。
汚れて来ると潤い効果が下がりエンジンにダメージを与えるため交換が必要です。

もちろんオイルフィルタも同時交換です。
新しいオイルでエンジンも快調になります。

汚れたエンジンルームよりもキレイな方が気持ち良いです。

ここからは交換を見送った部品を紹介していきます。
先ずはスパークプラグ。
ガソリンと一緒にオイルも燃焼している形跡がありますが先端の状態は良好です。

最後まで交換を悩んだのがバッテリーです。
前回の交換から5年。
時期的には交換ですが、全く問題の無い状態だったため今回は見送りました。
走らせ方によっては10年近く使える事もあります。

写真掲載枠がいっぱいになったため続きを後日掲載します。

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