BMW640iグランクーペ　ステアリング警告　パワーステアリングコンピューターユニット交換　左ﾊﾝﾄﾞﾙ用ｽﾃｱﾘﾝｸﾞｺﾗﾑ　ﾒｸﾗ蓋より水が浸入　ユニット水没　ステアリングCPU交換『輸入車専門店・輸入車販売専門店・輸入車修理専門店』｜車検・点検・修理のグーネットピット

ステアリング異常の警告が表示されたという事でネットで検索をして頂き修理にてご来店頂きました。

BMW専用テスターで調べたところ、ステアリングモジュールユニットからエラーコードが出ていることを確認し作業に取り掛かります。
もはや6シリーズ定番の左ﾊﾝﾄﾞﾙ用ｽﾃｱﾘﾝｸﾞｺﾗﾑ　ﾒｸﾗ蓋からの水が浸入している可能性が非常に高いので確認をしていきます（メクラ蓋のパッキンが弱り絶対雨水がじわじわと室内に入ります、６４０はかなりの数修理してきましたが今のところ水が入っていない車両は見たことがありません、製造時にもう少しはまともな施工を施して欲しいものです。）

本来なら左ハンドルを日本向けに右ハンドルに変更しているので助手席のシートを外し、フロアーマットを剥がしていきます。

パワーステアリングユニットが見えましたが、既にアルミのケースにサビて腐食しているのが確認できます、底の辺りには水があります。
修理に取り掛かる前にメクラ蓋を加工して二度と水が浸入しない様に施工します。

CPUを取り出し非分解ですが蓋を引っぺがして確認します、青サビで腐食しています酷い状態です、完全に逝かれてます。

こちらのユニットは交換後のコーディング作業が複雑なためディーラーコードが掛けられている部品になりますので一般の整備工場では入手はできません。
SPIRITではコーディングに必要なBMW専用テスターを完備しておりますのでメーカーより普通に供給されます。
今回の故障原因は、雨水の侵入によるCPUが水没して基盤内部でのショートが起こり起動マイクロチップが逝かれた様です。
SPIRITではBMWやメルセデス・フォルクスワーゲン・ポルシェ・ジープ・フィアットその他輸入車や国産車などでもハイテクな設備機器を導入しております、整備でお困りの方がおられましたら、是非一度お気軽にお問合せくださいませ。

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