40系ヴェルファイアハイブリッド　LANBOデイライトキット取り付け｜車検・点検・修理のグーネットピット

お客様よりお持ち込みで、デイライトキットの取り付け作業をご依頼頂きました。

事前にご予約頂く事の方が多いのですが、偶然にも急ぐ作業も無く、お客様も時間はかかって大丈夫ですとの事でしたので当日作業となりました。

40ヴェルファイアは乗った事も無ければ触った事も無く、ただ道を走っているのを見るだけでしたので人生初作業です。

こちらの商品の配線は、アース・ウインカー・ポジション・イグニッションON電源の取り付けが必要でした。

少し前の車や、現行モデルでも高級車レベルでは無い車両の場合は単純なのですが、ヴェルファイアはそう簡単には行きません。

アース・ウインカー・イグニッションONの電源はエンジンルーム内から配線を見つけ出す事が出来ましたが、ポジション(イルミ)電源は不明。
と言うか、有ったとしても分岐して電源を拝借する事で車両側のコンピューターの制御がおかしくなる可能性も有るので、安全性を光量して車内からエンジンルームに配線する事にしました。

トヨタなら！とエンジンルームと車内を繋ぐ空きハーネスを探しましたが見つける事が出来ませんでしたので、昔ながらの方法で車内に配線を送り込みました。

エンジンルーム助手席側のジャバラ部分、純正の配線に傷が絶対に入らない箇所を探り配線通しをブスッと突き刺し差した状態で配線を通します。
って言うと簡単なんですが、FF車なのにエンジンルームからジャバラまでの距離が遠く配線通しを力いっぱいに刺すのが難しかったです。

車内グローブボックスを外し、集中カプラーのこの位置にイルミ電源が有りました。

ネット情報無かったので参考になれば…

撮影しておりませんが、エンジンルーム内追加になった配線は全てコルゲートチューブで保護+目隠しし、イジった感無しにしております。

イグニッションON電源ですが、エンジンルーム内ヒューズボックスの10mmナットを外し、主電源を外し配線が通せる様にヒューズボックスの一部を分解します。

ウインカー電源は、右側ヘッドライトはヘッドライトコンピューターより車両側のハーネスで分岐、左側も同じなのですが、カプラー位置がこちらの方が手が届きやすい為ボディーに違い方のカプラーから分岐しました。

ウインカーについては国産車の場合、まだ車内のリレーから直通されている事が多く、CANではウインカーのLEDが故障した場合(ショート等)でしか監視していない為まだ自由度が有ります。
輸入車(特にドイツ車)は逆で、ウインカーはちょっとした電圧の差や抵抗値等で簡単に故障コードを出してしまうので、僕は触りたく無い部分です。


バンパーの取り外しが当然必要となりますが、30系アルファードより簡単と言う印象でした。