BMW 435i 室内LED打ち替え　(全スイッチ・メーター・アンビエントライト)｜車検・点検・修理のグーネットピット

BMWのほとんどの車種は、こんな感じのオレンジのLEDが使われていて、スタイリッシュとは言えない様な感じです…

最近のはデジタル表示や純正で白に光るタイプも有りますが、このくらいの年式の輸入車はメーカーによって内装のスイッチのLEDの色が統一されている印象です。

今回は、このオレンジ色のLEDを一切排除して白と青にする作業のご依頼です。

コンビネーションメーターですが、分解は非常に簡単で、国産車と基本構成は変わりません。

お客様のご要望は、針をブルーに光るようにして欲しいとの事で、針の所のLEDをブルーにしようと思っていましたがスピードとタコメーターは文字と針が共通のLEDだった為針をブルーに塗る事としました。

出来上がりがこんな感じです。
かなり印象が変わりました。

針のブルーですが、こちらは光を通す必要も有り、しかも光った時にムラになって欲しく無いと言う問題が有り、試行錯誤した結果「油性マッキーペン」が一番しっくり来ました。

燃料計と水温計は針の部分だけ独立したLEDだったので、ブルーのLEDに交換しています。

続いて、純正オーディオパネルとエアコンスイッチですが、こちらは特に問題無く20分も有れば打ち替え可能です。

ただし、カソードマークが無いので、純正LEDを外す前に必ずテスターでプラスマイナスを見て基盤にカソードマークを書いておかないと訳が分からなくなります。
国産車みたいに一定の向きでは有りません。

シフト・シフト周辺スイッチ

ライトスイッチ

ステアリングスイッチ、エアバッグが外せたらすぐかと思いきや、ステアリング内部の配線スペースがほとんど無くて元と同じ様に戻さないとホーンが鳴らなくなります。

LEDの打ち替え自体は簡単です。

ナビコマンドですが、分解方法を理解するまでが時間がかかりました。
また内部のLEDの取り付け方も特殊です。

分解するには、下側のカバーは外さなくて大丈夫で、上から順番に分解して行く感じです。
これを理解するのが非常に時間がかかりました。

一番厄介！
このスイッチは出来れば手を出さない方が良いです。
右側の車線逸脱のスイッチONで点灯する緑のLEDを他のLEDに打ち替えると、車線逸脱の警告が表示されます。

原因が分からず、もう一個スイッチを買ってやってみましたが、やはりダメで、結局車線逸脱ONのスイッチは純正に戻しました。
一度警告が出ても純正LEDに戻せばエラーは出なくなります。

ただし、その為には純正LEDをキレイに外さなければいけません。
この記事を読んで、純正のLED何か溶けて使えないよーとならない様にご注意下さい！

アンビエントライト
こちらは、２色の切り替えが出来ますので、オレンジ側をブルーに変更しました。

ルームライトスイッチも写真は撮っていませんが、連動の為同じように打ち替えました。

参考画像

参考画像


今回と同作業の場合、作業時間は３日４日かかります。
非常に小さいLEDが使用されており、また極性チェックに時間を要する為ご了承願います。

また作業中の代車はご用意可能です。