R56 MINI　ミニクーパー　O2センサー交換　車検整備etc｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
AJ安達太陽自動車サービススタッフの荒木です！

本日の岡山は朝から蝉のテンションも高く、
夏特有のムシムシっとした熱気が漂っています。
体は重たいですがやること盛り沢山なので馬車馬のように働きますね。

さてさて今回ご紹介させていただくお車はこちら。

今となっては少し懐かしささえ感じるR56ミニクーパー。
BAKER STREETですね。
長いお付き合いのユーザー様で、今回は車検でお預かりさせていただきました。

発売から10年以上が経過している旧モデルですが、
ミニ特有のゴーカートフィーリングを味わいたいのなら、このR系モデルが一番。
安全快適にドライブを楽しんでもらえるよう、しっかりメンテナンスしていきますねー！

まずはEgルーム内のチェックから。
画像を見て気づいた方いますか？
ウェザーストリップ。笑
しばらくボンネットを開けていないとご覧のようにウェザーストリップがボンネット裏にくっついてしまうやつ。

今はF系がメインになったので、この光景ももはや懐かしい。

入庫時は消えていましたが、Egチェックランプが度々点灯していた模様。
診断機を繋いでゴソゴソ探ると、どうやらO2センサー(前側)が悪さをしているようです。
画像では見えにくいのですが、取り付け位置はマフラー付け根の遮熱板部分。
邪魔な配線やカプラーをズラして、SSTで取り外します。

新旧部品の比較です。
んー、、、見た目でわかるような破損や断線はありませんね。
内部構造の問題でしょうか？？
もしくはEg側の根本的な原因？？
R系ではド定番の故障箇所ですが、不具合を起こす根本的な原因はわからず。

O2センサーの交換後Egオイルを抜いて、足回りの作業に。
輸入車のお約束ですが、ブレーキダストで真っ黒になっているキャリパーをワイヤーブラシでお掃除。
目に見えて綺麗になっていくので気持ち良い作業。←A型なので。笑

ディスクパッドは取り外して古いグリスを除去。
キャリパーの中に収められている部品なので、普段は目にすることもありませんが、
だからこそキレイにしておきたいトコロ。

パッド表面の面取りも。
(左パッドは作業後)
常に過酷な使用環境で酷使されるディスクパッド。
その表面は使用するたびに高熱で摩耗していき、表面がツルツルに劣化していきます(右側パッド)。
定期的に面取り作業を行うことで、制動力の維持やブレーキ作動時の「キーキー音」の音なり防止にもつながります。

そしてこちらもR系MINIでは定番の。
オイルエレメントハウジング付け根からのオイル漏れですね。
今回はご予算の関係上見送りましたが、漏れが酷くなるとオイルだけではなく冷却水も一緒に漏れ出てくるのでご注意を。

スパークプラグはこんな感じ。
タペットガスケットから少量のオイル漏れがあり、プラグにも少し付着していますね。
以前新品に交換しているので、今回はワイヤーブラシでの掃除のみとしています。

ライセンス球の球切れも確認されたので交換。
この年代のBMWはナンバープレートとライセンス球カバーとのクリアランスが極めて狭いので、ガーニッシュごと取り外し。
ボルト5本のみで取り付けられているので、サクッと外してパパッと交換。

ついでに取り外したホイールの掃除も。
輸入車特有ブレーキダスト量で、キャリパーだけではなくホイール裏もご覧の通り。
中性洗剤と硬めのブラシでガシガシ洗っていきます。
車両重量が軽くなったと思えるほどのダスト蓄積量。。

全ての作業が完了したら心ばかりの洗車。
普段、洗車機では届かない隙間の汚れをディテイリングブラシを使って溜まった汚れを洗い出します。
外装に樹脂モールを多用しているミニなので、こまめな洗車は必須ですね。

少し古いお車ですが、しっかりメンテナンスをしていけばまだまだ現役で楽しんでいただけます。
ミニでお困りのことがあれば是非ご相談くださいね。

それでは！

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