MINI CLUBAN　ミニ　クラブマン　納車前点検/整備(エンジンマウント、バンプラバー交換編)｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
AJ安達太陽自動車サービススタッフの荒木です！

現在、韓国の明洞にてこちらの記事を書いています。
CASS BEERの飲みすぎで見事な二日酔いなので、誤字脱字があればすみません。。
今回は、前回の記事で登場のクラブマンの整備内容の続きで、
【MINI CLUBMAN 納車前点検/整備(エンジンマウント、バンプラバー交換編)】
となります。

前回記事→https://www.goo-net.com/pit/shop/1001852/blog/1127109

まずはエンジンマウントの交換作業からスタートです。
クラブマンには、エンジンマウントとミッションマウントが計3個。
この3つのマウントでエンジン/ミッションを支えています。
F系ミニではもはや定番なのですが、3つの内のエンジンサイドから支えているマウント1つが経年劣化でくたびれます。
マウントはエンジン/ミッションを支えているだけではなく、エンジンから発生される振動を吸収してくれる役割もあるので、
劣化が進むとエンジンの振動や音がドライバーに伝わり不快に。

交換するには右側のヘッドライトを外して、スペースを確保します。

そしていきなり取り外したものと新品の比較。笑
交換途中の写真を全く撮っていませんでした。悪しからず。。

左が取り外したマウント、右が新品です。
違いがわかりますか？？
人差し指で差している隙間が新旧では違いますね。
この隙間が広くなればなるほど、エンジンが傾き、振動や音が強くなっていきます。

新品マウントを取り付ける際には、旧マウントからの付属パーツを移植する必要があり、
タップで新たにネジ穴を開けます。
数カ所あるので開け漏れ注意ですね。

マウントを組み付けて、取り外したヘッドライトを車両に戻すのですが、
ここで一つポイント。
F系ミニのヘッドライトにはトルクスボルトが3本使用されているのでが、新車製造時からボルトにネジロック剤が塗られています。
そのためヘッドライト脱着の際にかなり苦労するので、予めネジ山を少し削りネジロック剤を除去しておきます。
これで締める時も緩める時もスルスルっとストレスフリー。

続いてこちら。
左後のショックアブソーバーに取り付けられているバンプラバーです。
経年劣化によりクッション材が崩れてなくなっています。
エンジンマウント同様、こちらもF系ミニには定番箇所ですね。
このまま放置しておくと、走行中の異音にも繋がるので新品部品を入れ替えます。

交換自体は難しくなく、ショック上部のアッパーマウントを外し抜き変えるだけです。
ショック自体を車両から外す際も、ボルト4本のみなので作業性は抜群！

リフトで宙吊り状態なので、隙間が開いていますが、
車両が地面に着地すると荷重がかかり(ショックが縮む)、アッパーマウントとバンプラバーの隙間がなくなる仕組みです。

これでブレーキ関係含め、足回りは整備作業完了！
と思ったのですが、この後とあることに気づいて追加整備となりました。
(もちろんお客様へのご請求はありませんよ)
その内容はまた後日。

それでは本日はここまで。
最後までお付き合いありがとうございました！
それでは！

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