トヨタ　ヴィッツ　サイド　引きずり｜車検・点検・修理のグーネットピット

　今回は後ろのブレーキが引きずっているとの事で、入庫されました。車体をリフトアップし、後ろのタイヤを付けたまま回してみると、右は動きますが左は全くと言っていい程微動だにしません。

　左後ろのタイヤを外し、ドラムをハンマーを用いて外します。
　サイドブレーキのリンクが戻り切れておらず、サイドが利いたままの状態になっていました。点検の結果サイドワイヤーケーブルの固着によるものだと判断しました。

　ブレーキライニングを外しサイドワイヤーケーブルをフリーの状態にします。
　ケーブルの取り回しを確認しながらステーを外していきます。

　次に車内のサイドレバーと繋がっている部分を外すために、コンソールボックスを外します。

　コンソールボックスを外し、ケーブルとレバーが繋がっている部分を外します。その後は外した逆の要領で部品を組んでいきます。
　ブレーキライニングも組み上がったら、サイドレバーの引きしろを調整します。
　最後に制動力測定を行い、再度ブレーキの調整をして作業終了となります。

• サイドブレーキケーブル
• 交換
• 修理
• 整備
• トヨタ
• ヴィッツ
• ブレーキ
• サイドワイヤー
• サイドワイヤーケーブル