JEEP　WRANGLER　JK　ジープ　ラングラー　車検　点得　整備　リヤデフ　オイル　漏れ　修理　ハイマウントストップランプ　交換　輸入車｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
今回はジープ・JKラングラーの車検整備の様子をご案内します
で～っかい！ご～っつい！
タフな輸入車ですね！
さっそくお車を点検してまいりましょう！

お車を点検しましたところ、前側左のアクスルシールよりデフオイル滲み
また、後ろ側のオープンデフケースのシール部よりデフオイルが雫状に漏れてしまっているのが確認できました

こちらは後側のデファレンシャルのオイルを抜いた後、漏れ修理の為にデフケースを開けた様子です
とても汚れたデフオイルが出てきた上に、デファレンシャルギヤも真っ黒に汚れてしまっています！

デファレンシャルは、エンジン・ミッションからの動力をタイヤの回転へと変換するばかりでなく、旋回時の左右のタイヤの回転差を吸収しています
曲がりたいのに左右のタイヤが同じ回転数では車は曲がりっこないですもんね！
つまり、走行に必要な動力伝達をする装置であり、その仕組みとしてこうしたギヤが使われているんですよ

ということは、単純に考えると重い車やパワーがある車程負担が掛かるのは想像しやすいのかなと
ギヤとギヤが摩擦しながら回転するので、ギヤが削れてきてこのように汚れてしまうんです
前側のデファレンシャルもほぼ同じ構造になりますので、アクスルシールが滲んでいるのも、デフオイルを漏れないようにしているオイルシールの経年劣化も考えられますが、どちらかというとこうして汚れたデフオイルによってシールが傷ついてしまうことで漏れ止め効果がなくなってしまい滲んできていることが予想されます

前側のアクスルシールを交換するのはちょっと高額な修理になってしまうのと
今現在はまだ滲んでいる状態で、ベアリングの損傷などもないので、お客様に現状のご報告と早めの修理のご検討をいただいた上で今回は車検を取ることを優先して洗浄させていただきました

後側のデファレンシャルは可能な限り洗浄してだいぶきれいになりました！
ギヤには特にキズもなく、走行に支障はありませんね
ケースをシールパッキンで取り付け直したら、新しいデフオイルを給油します
オイルの色が全然違うのがお判りいただけるかと思います

ラングラーはデフオイルを定期的に交換するのが望ましいです
せっかくのオープンデフなので、デフケースを開いて洗浄したうえでの交換であれば、オイルシールの漏れやギヤの摩耗も遅らせることができるでしょう

ブレーキパッドは前後ともまだまだ残量があります
キャリパーの引きずりもなく、ご安心してお乗りいただける状態でしたが、清掃と給油のメンテナンスはもちろん行います！
また、これらの装置を動かすための作動油であるブレーキフルードは結構汚れてしまっていたので交換しました
こちらも、新油と比べていただくと色の違いがわかりますよね！

劣化してしまうと、オイルの中に含まれる水分によりブレーキ装置内に錆が発生してしまいます
するとブレーキ装置の動きが悪くなってしまいブレーキトラブルの元になっちゃうんですね
重量級のお車なら尚更気にかけた方が良い部分です

エンジンを下から除くと、なにやらオイル漏れが・・・
エンジン後側に付いているリヤクランクシールが劣化してきているようです
修理の為にはトランスミッションを脱着する必要があるので、本来であればこれまた修理代が高くついてしまうのですが・・・
まずはこちらをお試しください
20万キロ走ったヴィッツのじゃじゃ漏れリヤクランクシールですらピタッと止めた実績がある漏れ止め剤が当社ではオイル交換と同時にご提案できます

はい、オイルが漏れてて修理代は10万円からです
そう言われてすんなり納得できる人の方が少ないんじゃないかと思うんですよね～
もちろん、漏れ止め剤なんて応急的なもので、止まればラッキー（かなりの高確率で滲みすらなく止まりますが）という認識でのご提案ではありますよ
止まらない場合はもちろん修理でご提案させていただきます
それでもお客様的にも、予めお車の現状がわかっていれば将来的なメンテナンスの必要性とかも考えやすいですよね？
こういうのはディーラーではできない、我々民間工場の強みだと思います

社外品のハイマウントストップランプのLEDがところどころ切れてしまっていたので、新しいランプを取り付けさせていただきました
同一品がご用意できず、前のものよりもちょっと大きくなってしまったのとドライブレコーダの取り付け位置との兼ね合いもあり、若干取り付け位置を変更させていただきました
大変申し訳ございません！

こちらのお車は以前、冷却水の水温コントロールがうまくいかずにエンジン警告灯が点灯し、当社で修理させていただいたことがあります
その後問題はないということでお客様の方からもお伺いしておりましたが、念には念を入れてデータを確認しながら点検しておきました
結果、社外カーナビを取り付けていることによるラジオの通信系統の故障コードの入力はありますが、安全な走行に害を及ぼすような故障ではありませんし、当然車検にも通るものなのでご安心ください！
結果的には今現在、水温コントロールもきちんとされているほか、ラジオ以外の故障コードの入力もなく、問題はありません

下回りは錆などもなくて綺麗な状態でしたが、エンジンルームに土汚れが目立っていたのので、サービスで洗浄させていただきました！
車検のご利用ありがとうございました！
前側アクスルシールのにじみに関しましても、ベアリングの異音などが出てくる前には修理をご検討いただければと思います
早めの修理が、実は一番安く済むことにつながってきますしね！