スバルWRX　S4（VAG型）ビッグキャリパー取付作業（レクサスLSキャリパ流用）｜車検・点検・修理のグーネットピット

さて！今回もいきましょう！

スバルVAGのブレーキを大きくします。

純正だと少し寂しい感じのVAGブレーキシステム。もちろんサーキットレベルになってしまうと数周でフェード状態になってしまいます。

色々なブレーキパワーアップ方法があると思います。エンドレスのキット取付（高い！）VABのブレーキシステム流用（高い！後期キャリパーなんかさらに高い！）

そんな中。レクサスLSのブレーキシステム結構ヤ〇オクなんかでは安いんですね。しかもこれがまた使える！そもそも2000Kgくらいの車両を止める為のブレーキシステム。ただ物ではありません。

今回はお客様にレクサスLS460のブレーキキャリパをヤ〇オクにて落札していただき、それを持ち込んで頂きました。

ポイント①
その持ち込んで頂いたキャリパーをしっかり点検、必要であればオーバーホール等を行い、そのキャリパーが持つ能力をしっかり出すようにします。

ブレーキローターが純正では（確か）315ｍｍなんですが、なんと大幅に容量アップの356ｍｍとなります。今回はDIXELのスリットローターでトヨタマークX　G'z用を流用となります。

ポイント②
当店はオリジナルのブレーキホース作製やオフセットブラケットなどの用意が可能です

ブレーキは重要保安部品です。〝ただ付けばいい”訳では全くありません。流用はとても危険な行為です。ブレーキホースは短すぎるのはもちろん、長すぎてもだめ、ホースがドライブシャフトやサスペンションなどの可動部に触れるのもダメ！取付のネジ位置が違うために取り付けのためのブラケット（取付金具みたいなもの）もきちんとした強度がなくてはダメ！などなどとても制約が多いです。

そんなこんなでフロントブレーキシステムがかなり大きくなりました。今回は様子見でプロジェクトμのブレーキパッドを取り付けます。

今後、お客様の使用感を聞いて前後ブレーキのバランスを考えたパッド選定を行います。

ポイント③
当店にてブレーキシステム交換の場合には車検適合書類を発行可能です。

ブレーキの車検ルールは厳しく、何も用意がない場合にはローターを社外品のスリット入りにすることですら保安基準に適合しません。そんなことですからスバルにトヨタのキャリパーを付けて・・・というのは一見車検に合格しないのでは・・・と思われるかと思います。たまにブレーキ等を自分で交換をし、車検前に純正に交換→車検後にまた戻し・・・をしている方を見ますが、堂々違法状態です。

せっかくカッコイイ大きなブレーキを付けたんですからそのまま堂々車検を取りましょう！当店にて作業を行いましたブレーキの容量アップを目的とした作業に関しては車検適合に必要な書類を発行いたします。

これも国家1級整備士、国家2級整備士、自動車検査員が在籍する当店の豊富な経験と法律知識によるものです。

ブレーキシステムの容量アップ、また今回は行いませんでしたがキャリパーのペイントなど！ぜひご相談ください！！

PS　今回はお値段は掲載しません。選択する商品や取り付け方の選択肢があるためです。


国家1級自動車整備士・自動車検査員　　相澤

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