トヨタ　86 バックアップランプスイッチ交換　整備　福島県いわき市｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回ご紹介するのは、トヨタ 86のバックアップランプスイッチの交換です。

バックアップランプスイッチとは？と思うことと思います。
バックアップランプスイッチとは、ギアをリバースに入れたことを感知する部品です。マニュアル車には必ず取り付けされている部品です！
こちらの部品が壊れてしまうと、ギアをリバースに入れても車両のコンピューターがリバースに入ったことを感知出来ずに、バックランプが点灯してくれません。
ミッション的にはちゃんとリバースに入っているので、車両はちゃんとバックします。
ちゃんとバックするので、逆に怖いのです！
バックランプが点灯せず車両がバックするので、周囲の人にバックしますよーってことを伝えられず思わぬ事故を招くかもしれません。
なので早めの修理をお勧めします。

エンジンルーム内の上の方にあるグレーのコネクターがバックアップランプスイッチのコネクターになります。
隣はおそらくスピードセンサーだろうと思われます。
車両をリフトアップする前にコネクターを取り外しておきます。

バックアップランプスイッチはミッションの真上にあります。
通常はミッションを車両から下ろして交換するのですが、それだと工賃がかなり高額になってしまいます。
なのでミッションを下ろさずに交換していきます。
マフラーを外して、センサーにアクセスします。
写真でも分かるように、ほぼ見えない状態なので手探りでの作業になりますが、構造が分かっていれば全く問題ありません。

こちらがバックアップランプスイッチです。
リバースギアに入れると真ん中のボッチが押されて通電する仕組みです。
基本的にはボッチの摩耗でセンサーがちゃんと通電しなくなるのですが、通電テストを行うと今回はセンサー内での断線が見受けられました。

バックアップランプスイッチを新品に交換し、元通り組み付けて動作確認をして、正常に動作したので修理完了とします。
この型の86・BRZは今回のような事例が多いようです。
こちらの86も距離数的には6万キロ程度でセンサーが壊れてしまいました。
部品としては数千円ですので、同じような故障でお困りの方は是非当店にご相談下さい！

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