BMW X5 E70 ウォッシャー液不足　ウォッシャー液漏れ　ウォッシャーホース加工　福島県　いわき市｜車検・点検・修理のグーネットピット

前回ご紹介したX5を再度ご紹介します、、、。
修理が完了し、いざ納車準備をと思ったらウォッシャー液不足の表示が出ていました。
ですが、お車をお預かりした時にも表示が出ていたので修理をしたと同時にウォッシャー液は満タンまで補充しておいたはずなのですが、、、
もしや漏れているのではと思い、車の下をのぞいても水が出てきてる跡は一切見当たりません。
ウォッシャータンクのセンサーの故障かと思い、とりあえずライナーを外してタンクの中身を確認。
タンクの中身はからっから。
ですが跡も無いし、一体どういうことなんだろうか。

考えられるとしたら室内のみ。
リアガラスへ向かうウォッシャーホースは室内を通っていますから、有り得ないことではないかと思い恐る恐る室内を点検。

予想的中です。
シートを外してフロアマットをめくってみたら、フロアには水が溜まっていました。
やはりウォッシャーホースが裂けて、室内に漏れていたようです。

色々調べてみると、この事例はこの型のX5にはあるあるのようでした。
ホースを一本交換すればいいだけなのですが、その為には室内のほぼほぼ全てのものを取り外さなければならなく、部品は1万円程度ですが工賃は12万円とかなりお高め。

修理代金等含めお客様と相談して、今回は修理ではなく加工で行こうという事になりました。
リアのウォッシャーは殺すことになりますが、そもそも使わないということでしたので修理代を浮かせられた方がお客様にとってもベストなのではないかと思い、加工という形をご提案しました。
室内はしっかり乾かした上で、元通りに組み付け。

ウォッシャータンクから出ている２本のホース。
フロントとリアの分ですので、リアのホースだけをジョイントから抜き出し、防水加工しつつ穴を塞ぎます。
ウォッシャーのモーターもフロントとリアで別々となっているので、誤って作動させてしまった時の為にリア側のみ動かないように加工。
これでウォッシャー液の室内への漏れを止め、フロント側は問題なく使用出来るようになりました。
ウォッシャー液不足の表示も消えました。

これで安心して、納車が出来ます。
E70のウォッシャー液漏れは本当に多いようですので、同一車両にお乗りの方は、予め今回の加工をしておくのもいいのではないかと思います。

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