BMW X5 E70 舵角センサー清掃　アクティブステアリング再設定　福島県　いわき市｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回ご紹介するのは、BMW X5の舵角センサーの清掃作業からのアクティブステアリング再設定作業です。

アクティブステアリングの機能停止と4輪駆動システム&DSCの機能不良により、故障コードが表示されてしまっています。
ハンドルも重くなっています。

おそらく舵角センサーの故障が原因だと思われます。
部品を交換する前に、1度舵角センサーを分解清掃をしてみることとなりました。
清掃することで症状が改善され直ることがあるとのこと、、、。

エアバック本体を外し、ステアリングとコラムカバーを外していくと舵角センサー本体を取り外せます。
エアバックを取り外すのには大変苦労しました、、、。
目で見えないところを手探りで外して行くのは大変ですね。

こちらが舵角センサーの内部です。
光学式のエンコーダー。
黒い円盤状の部分に汚れがあると正しく認識出来ず、故障だと判断してしまうそうです。

一切の傷を付けぬように、柔らかいウエスと基盤用の洗浄剤で清掃しました。
汚れは目では分かりますが、写真にはうまく写せませんでした。
清掃が終われば、元通りに組み付けて行きます。

組み付け後、故障コードの消去をして、アクティブステアリングの再起動設定をします。
G-SCANという診断機を用いて、ステアリングの0点調整と共にアクティブステアリングの設定作業を行いました。
正常にアクティブステアリングも起動して、試運転後も再び症状が出ることも無かったので修理完了とします。

仮に舵角センサーの交換となると、数十万コースの修理となりますが、今回のように清掃で直ることもわりとあるようですので、同じようなトラブルでお困りの方は是非是非当店までご相談ください。

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