ホンダ　フィット　エアコン修理(エアコンコンプレッサー、コンデンサ、エキスパンションバルブ交換)｜車検・点検・修理のグーネットピット

「エアコンが効かなくなる」との症状で入庫のホンダ　フィットです。
症状確認と点検のうえ、エアコンコンプレッサー、コンデンサー、エキスパンションバルブの交換修理となりました。
こちらのお客様は他社でも見積りされておりましたが、当店への修理依頼となりました。
入庫いただきありがとうございます。

リフトアップし、フロントバンパー、右ヘッドライトユニット、右ホイールを外してエアコンコンプレッサーとコンデンサーの交換作業に入ります。

上が取り外したコンプレッサーです。
交換部品はリビルト品を使用します。

エアコンコンプレッサー交換完了。

続いてコンデンサー交換。
下が取り外したコンデンサーです。
交換部品は社外新品を使用します。

コンデンサー交換完了。

続いてエキスパンションバルブ交換。
エキスパンションバルブはグローブボックスの裏側付近にありますのでグローブボックスを取り外してアクセスします。

ブロアモーターユニットとエバポレーターカバーを外すとエキスパンションバルブが確認できます。

エキスパンションバルブの交換部品は純正新品を使用します。

ついでにエバポレーターに目詰まりが無いか汚れを確認。
目詰まりも無くキレイな状態でしたので、念の為のエアブローと掃除機をかけました。

エアコンシステム部品の交換時はOリング再使用不可ですので当然Oリングも交換しております。
部品取り外し時に配管の洗浄も行っております。

故障しやすいコンプレッサーのリレーも予防交換。

エアコン作動時にインジケータランプが点灯していませんでしたので、エアコンスイッチも外して点検します。
エアコンスイッチの脱着はナビユニットを外しての作業となります。

エアコンスイッチを分解してインジケータランプ球の交換。

脱着部品を元に戻し、エアコンガスの充填作業に入ります。
マニホールドゲージと真空ポンプを接続して真空引き。
エアコンシステム内を負圧にして漏れが無いか確認してからエアコンガスの充填を行います。

最後に動作確認。
エアコンの作動を確認し、吹出口の温度計測。
エンジン回転1,800～2,000rpmで約9℃、アイドリング状態で約12℃となりました。
試運転や長時間の作動確認を行い、問題が無いようでしたので修理作業完了となります。

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