新車販売　下回防錆　ジムニー　｜車検・点検・修理のグーネットピット

新車を販売致しました。
納車をする前にお客様よりご依頼された、下回り防錆作業を行います。

最近販売されている車両は、防錆鋼板が使用されているので、錆びにくくなってきているのですが、車両は走行することで常に汚れや飛び石等によって少しずつ傷ついています。特に雪が降る地区に至っては、道路に融雪剤（主に塩が主原料となっている）が撒かれていることが多く、路面を走ることで下回りに融雪剤が付着し劣化しやすく（錆びやすく）なる状況にあります。
下回りを洗浄したり何も対策せずに車両を使用続けると、将来的に下回りの錆が広がり、穴や部品の落下等、安全に運行するには難しい状況になりやすくなります。
なので下回りのお手入れ（メンテナンス）はとても大切です。

下回り防錆する事により、得られるメリットは、
・制振・防音効果
・傷防止
・錆止め　等
効果が得られます。（永久ではありません）
通常車両の下回りよりも防錆することにより被膜が剝がれにくく厚くなる為に得られる効果です。

下回りの汚れをしっかり落として（洗浄して）、しっかり乾燥させます。
画像は下回り乾燥後に車両をリフトアップし、タイヤとマフラーを外した所です。

塗装面に下回り防錆の飛沫が付着しないように紙を下の方から貼っていきます。

上部はシートを車両全体に被せていきます。

車両下側を、前方側と後方側から写したものです。

エアーで粉塵や、隙間に入り込んだゴミ等をしっかり取り除きます。
（新車でもこの工程は必ず行います。）

赤い矢印は、マフラーを取り外した、車両側に残ったマフラーの結合部です。
この部分は塗装されないので塞ぎます。

施行作業を行っている様子です。
特殊溶剤を使用する為に、特殊なマスクをして隅々まで防錆材を吹付けていきます。

防錆施行前

防錆施工後

防錆施行前

防錆施行後

下回りの防錆施行の吹付けが終了しました。（車両の前側から下回りを撮りました）
アルミ素材のトランスミッションやエンジン、高熱になるマフラー以外を施行しています。
しっかり乾燥させてから、マスキングした部分の紙やシートをを除去し、取り外してあるマフラー、タイヤを取付けて完成になります。

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