プリウス　バッテリー交換　始動バッテリー交換　補器バッテリー交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

ハイブリット車両（電気とガソリンで動く車両）のバッテリーを交換します。
ハイブリット車は大容量の電気を貯めておく装置（メインバッテリー部品）が車両のシート下の足元あたりに、簡単には取り出せないような所にあります。
メインバッテリーからの電気を使って走行中に電気を使って走る為の物です。

今回は補器（始動）バッテリー。呼び名は色々とありますが、エンジンをかけるときに電力を供給する為のバッテリーの交換です。
ハイブリット車が、”バッテリー上がりをした”と言うときは、この補器バッテリーにエンジンを始動するだけの電気が溜まっていないという事になります。

補器バッテリーは、リヤゲートを開けた青い矢印部分に位置しています。
中のトリム（内張り）を外していきます。

内張りを外すと隅の方に、バッテリーが確認できます。
室内にあるバッテリーは、通常エンジンルームにあるバッテリーと違いがあります。

バッテリーを拡大してみると、矢印で示した部分に黒いホースがあります。
これは、このバッテリーと繋がっています。
バッテリーで電気を作る為に起きた化学反応で水素ガスが発生するのですが、ホースを通して車外に水素ガス逃がす働きをしています。逃がすことで車内の酸素濃度割合を一定に保ち快適に運転できるようにしています。

矢印はホースとバッテリーの接続部分です。
エンジンルームに使用するバッテリーには付いてない接続部分です。
バッテリーを新しいものに交換し、プラスとマイナスの電極端子を取り付け、ホースを付けて、エンジン始動して点検をします。
・エンジンが問題なく作動するか
・電圧は問題ないか
・作動している間、問題はないか　等。
点検終了後、取外したトリム（内張り）を元に戻して作業終了です。

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