マフラーの交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

他社様で車検の見積もりをしたところ、マフラーの腐食がひどくて直ぐに交換が必要と言われ、弊社にご来店されました。
車両確認してみると、確かに錆が目立ちます。

新品・社外品・中古品のどれにするのか検討していただいた結果、中古部品で交換の対応をさせて頂くことになりました。
中古部品を弊社で手配し、入荷したところでのご入庫になります。

車をリフトアップした画像です。
手前側にマフラーが見えます。
タンクみたいな物にパイプが繋がっている物です。

マフラーハンガーと、フランジ（マフラーパイプ同士が結合する部分）、赤い丸をしてみました。
かなり錆びついているのがわかります。
画像で見るだけでも、ポロポロと金属が砕けていきそうな程、腐食が進んでいます。

青い矢印で指示した部分のマフラーを、取外していきます。

丸で囲んだ結合部分にバネ付きフランジボルト（矢印2か所）が付いています。
この部分だけバネ付きボルトになっているのは、マフラーの結合部分が振動で少し曲がる事が出来るように（曲がっても排気ガスが漏れない）球面の特殊な取付口になっている為です。ボルトは動きに対応出来るように（結合部分が外れたりガスが漏れないように）する為に、バネと一緒に締め付けられています。
この部分から右方向のマフラーを外します。

中古のマフラーです。
全国から錆がない中古のマフラーを数ある中から探し、厳選しました。
お客様のご要望で、耐熱塗装の加工を施しています。
マフラーも金属でできている為、塗装することで少しでも長く使用出来ます。

車両から取外したマフラーです。
丸で囲んでいる部分は、腐食が著しくみられる部分です。
車両に取付ける為のフック（棒の様な物）の腐食もかなり進んでいます。

車両に中古マフラーを取り付けました。
接合部分をボルトで絞めていきます。

特に腐食の激しかった所も、きれいになっています。（丸で囲っている部分）

取付後、エンジンを始動してマフラーの排気漏れをチェックをしていきます。
マフラーは主にエンジンから出る排気ガスを触媒で有毒成分を取り除き車外に出す働きと、エンジン内で燃焼によって起きた爆発音を吸収して低減させる（消音にする）働きがあります。なので、エンジン部分のところから、マフラー交換後の異常がないか、排気漏れはしていないか、取付はしっかりされているか、音の大きさはどうなのかを点検します。（実際にマフラーの役割は記載した以外にも重要な事がありますが、専門的な分野になる為、省略します）

最終点検も無事に終わりました。
リフトから車両を下して完成です。

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