ZD72S　スイフト　ABS　故障　警告灯｜車検・点検・修理のグーネットピット

平成25年式スズキ・スイフト。走行中にABSの警告灯が点灯したとのことでご来店。
今回はこちらの修理をご紹介します。
警告灯の点灯ですので診断機を接続し、故障コードの確認をします。

3つ記憶されています。フリーズフレームデータ（FFD）を確認すると。2個目のブレーキブースターセンサーはほかの2個とは同時に記憶されていないことが分かりました。
コードを消去すると。2個のみ残りましたので、こちらを見ていきます。
左リヤの車輪の回転をセンサーが読み取っていません。
左リヤのホイールスピードセンサー特性異常ですので断線ではないようです。一応、コネクタを外すと別のコードでホイールスピードセンサー電気系異常が記憶されました。
左右のセンサー波形を見比べると左にノイズのようなものが入ります。もうセンサーで間違いないでしょう。
このスイフトの４WDはセンサーとハブベアリングが一体となっていました。価格はなんと税込￥35640。高い。でも仕方ない。
作業に入ります。
裏のコネクタを外してボルトを4本とります。

多少の錆はありましたが案外すんなり外れました。
これです。

新品の部品を元通りに組付けてこんな感じです。

外したブレーキを戻せば完成。
あとは波形を確認し、正常であればOK。
故障コードも忘れずに消去します。
試乗して警告灯の点灯はありませんでした。
完成です。

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