雨漏れ修理　アウディA6 欧州車 山形｜車検・点検・修理のグーネットピット

業者さんからエンジン不調の修理でAUDI A6を預かりました。
なんとバッテリーのところに雨水が溜まっていました。
エンジンは何とか掛かるようですが、エンジンルームから溢れた雨水がエンジンのECUの部分を通って運転席の足元に流れていったようです。勿論、カーペットはビショビショ。フロアーカーペットを捲って見ると、時既に遅し。ECUは完全に水没していました。

至急、掃除機で溜まった雨水を吸い取り、ECUを取り出し分解して中を点検してみたところ基盤はショートして完全に終わっていました。エンジンルームと助手席足元にも同じようにECUがあるのですがこちらは何とか無事な様子。数日間に渡って完全にカーペット裏の水気を乾燥させた後に新しいECUに交換後コーディングを行い、スキャナーで各ECUのチェックを行いました。幸い全てのECUは正常に機能しているようです。が、水濡れによる配線の腐食が今後十分考えられます。

バッテリー下にはチャンと３つの水抜けのドレーンがあったのですが、どれも蓄積された埃が泥となって完全に塞いでいました。再発しないようにドレーンを切り詰めして開口部を広げてきれいに掃除して元に戻しました。ドレーンの形状に問題があると思うのですが。。。。。お粗末な結果です。
今回やられたECUが１つで済んだのはラッキーでした。