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こんにちは　ｍｅコーポレーションです。
今回は、クルミブラストのご紹介です。

クルミブラストとは、クルミの殻を砕いた物を圧縮空気で高速に射出して汚れを落とすものです。
研磨剤としてクルミは、柔らかく母材の金属を傷つけずに汚れだけを落とすことができます。

「一体、どこを掃除するの？」と思われるかもしれません。
答えは、エンジンの吸気バルブと呼ばれる”栓”の部分です。

少し前の自動車では、燃料（ガソリン等）はバルブ手前から供給されていました。
ですので、燃料自体や添加された洗浄成分等で少なからず洗われている状態でした。
しかし、直噴エンジンと呼ばれる最近の仕組みは、バルブ奥側の燃える部分に直接供給されています。栓の部分に燃料が触れる事がありません。

けど、エアクリーナもあるし、これだけで掃除しなきゃいけないほどバルブが汚れるのは変だと思いますよね？
もう一つの原因が、EGR（Exhaust Gas Recirculation）です。
これは、排気ガスを吸気側に戻して、もう一度”燃やす”という仕組みです。
効果は、排気ガスの有害物質を減らしたり、燃費が良くなったりと様々ですが、排気ガスなので”燃えカス”が含まれているのです。

この2つの仕組みの相乗効果で、吸気バルブに煤（カーボン）が溜まってしまうのです。
溜まったカーボンは、エンジン不調の原因になったりと悪さをします。
簡単に掃除ができる仕組みや方法もなく、乗り方で防ぐことも難しいです。

そこで、登場するのが前述のクルミブラスト装置になります。

まずは、汚れたバルブはこちら

煤とオイルの混ざった汚れがバルブにこびりついていますね。
綿棒やウエスで拭き取れば取れそうに見えますが、実際はドライバ等の工具でつついてもビクともしないぐらい固く、思った以上にガッチリくっついています。
これは、まだ軽症な部類になります。
ここに、クルミ殻の研磨剤を高速で吹き付けます。

このように汚れを吹き飛ばしてきれいになります！

汚れ方は、ディーゼル車では特に顕著です。
走行距離によっては想像を超える汚れになります。
お客様の愛車で気になる方は、ぜひｍｅコーポレーションに相談ください。

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