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こんにちは　meコーポレーションです。
本日は、車検でお預かりしたテリオスキッドです。
点検の結果、フロントブレーキの引きずりが判明しました。
自動車の”止まる”機能は、非常に重要です。
人命に直結します。

ブレーキの引きずりとは、ブレーキを踏んでいない状態で車輪にブレーキが掛かってしまっている状態です。

ブレーキは、ブレーキキャリパーと言う小さなピストンが万力の様に、ブレーキパッドという摩擦材を円盤に押し当てて車を停止させます。
この押し出すピストン部分（指で指しています）が、錆びたり劣化すると戻りが悪くなり、摩擦材が円盤に接触し続けます。
これが、ブレーキの引きずりです。
当然、常にブレーキが効いていますので、燃費や加速が悪くなります。
ひどいと出火したりします。
解決のためには、ブレーキキャリパーをオーバーホールする必要があります。

ブレーキキャリパーから押出し部分のピストンを外します。
ピストンはそんなに錆びたり傷がついたりしていない様です。
キャリパー側にもサビなどは、見当たりませんでした。
今回は、ピストンと各部シール材の交換で対応いたします。

これが、オーバーホールキットです。
ピストンやシール等一式交換します。
ブレーキキャリパーのオーバーホールは、左右一緒に行います。
ブレーキのバランスの関係と同様に劣化していることが考えられるためです。

交換後の写真です。
一緒に交換した部品を並べてあります。
これを車に取り付けて、試走、制動確認を行い納車となります。

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