H1年式 日産 スカイラインGT-R BNR32 アイドリング不良 AACバルブ清掃 ISCV清掃｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
今回ご紹介するのは日産スカイラインGT-R BNR32になります。
アイドリングがおかしいとのことでご来店いただきました。
RB26DETTとういエンジンを積んでいるこの車両ですが、RB26に限らずRB系エンジンはだいたいアイドリングが悪くなってきます。
アイドル回転数が落ち込むパターンと高くなるパターンがありますが、落ち込むパターンはだいたいAACバルブ(日産用語でISCV?)の詰まりが原因です。
最近の車は電子制御スロットルなのでスロットルボデーでアイドリングを調整しているのですが、この年式はアイドリング調整をしているバルブが別で取付されています。
そこが経年劣化によりカーボンなどで汚れが蓄積されていき、アイドリングを調整するためのバルブを開ききっても空気が流れない為回転数が落ち込みます。
逆にハイアイドルは負圧配管からのエア吸いがよくあります。
これは目視で追いかけていくのがオーソドックスな診断方法です。
上記の説明はあくまでもアナログ的な不良の時の話なのでセンサー類がエラーを起こしていたり、特性不良だったりなどでも同じ症状が起こる可能性があります。

RB系エンジンにお乗りの方で似たような症状でお困りの方は是非ご相談ください！

ちょろっと見えているシルバーの部分がAACバルブになります。

取外しして現物確認…
汚れのレベルとしては普通ぐらいです。

専用の洗浄剤で浸して洗います。

洗浄後になります。
今回はあくまでも空気の流路の清掃になります。
金色？部分のバルブを取外して洗浄するやり方もありますが、モーターが壊れる時もありますので取り外すときは要注意です。

鏡越しのエンジン側ですがめちゃくちゃやりづらい箇所に取り付けされており、ガスケットを剥がすだけでも一苦労です。

負圧配管が劣化しているところもあったのでそこの部分の補修も同時にさせていただきました。

最後に診断機によるアイドリング調整をして完了となります。
年式の古い車両はゴム配管など亀裂による不調などもあります。
ご相談、点検は無料ですのでお気軽にお問合せください！
ご入庫いただきましてありがとうございました。

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