【スズキ】エヴリィ　エアコンの効きが悪い！を点検させていただきました！｜車検・点検・修理のグーネットピット

みなさまいつもご覧いただきありがとうございます！！
プラムガレージの梅田です！

今回はエヴリィのエアコン不調に関してご依頼いただきましたので記事にさせていただきたいと思います。

今回は風は出るけど温度的に冷えない！とのことでしたので、まずは故障箇所の点検としてブロアモーター（風を送り出す部分）の点検は省かせていただきました。

次にエンジンを掛けてエアコンを一度止めて再度スイッチオンします。

その時に外側からカチンッと何かが動く音がするかを確認。
当該車両に関しましては音が確認できたので、エアコンのコンプレッサーの動作は行われていると判断。

次にカチンッという音の後に「フォーン」というファンが回るような音が聞こえてきので電動ファンという部品の動作も確認できました。

つまり、エアコンの機構としては正常動作しているな。と診断。

そこでエアコン吹き出し口に温度計を差し込み測定。

すると１８℃（通常の車であればLoの位置に合わせてね）の一番低い温度設定にしているにも関わらず吹き出しているかぜは２３℃を測定。

これはあれです…。エアコンガスの容量不足と判断しました。

新車で事故があるお車でも年々微々たるものですが、やはり空気中に抜けていく量がありますので経年するとどうしてもこのような症状が発生します。

そして当然ですが湿度が噛んだりしてエアコンガス自体も劣化するので今回はどのみち効いてないぐらいの量しか入っていないと考え、エアコンガスを全量抜き去り真空状態にしておきます。

その後ワコーズさんのPAC、パワーエアコンという商品を同時に注入しガスを規定量まで上げていきました。

なんということでしょう！
２３℃しかならなかったお車が１０℃まで下がりました！

これはもうお客様も大喜び！！
ちなみに同様手法で最大６℃まで下がったお車も過去にはございました。

これからの夏場に向けて、エアコンの点検は重要です！
今回当店が使用させていただいた温度計はホームセンターなどで調理用の油を測るようなどなたでも手に入れていただきやすい温度計ですので、一度そう言ったものでみなさまのお車のエアコンの最大値を調べてみてください！

少なくとも１８℃以下ぐらいにはなっていただきたいところ…。

もしなってなければ是非当店までお気軽にご相談ください（＾＾）

• 点検
• 整備
• 修理