AP GARAGE OSAKA(エーピーガレージ大阪)

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  • 修理
  • ベントレー ベンテイガ
  • 作業時間:10時間

2025年12月18日 18:32ベントレー ベンテイガ オーバーヒート修理

こんにちは。
本日も当店のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は
ベントレー ベンテイガ
ポルシェ カイエン
ランボルギーニ ウルス

などに搭載されている
VW系V8ターボエンジンの修理事例をご紹介します。



■ 今回の車両:2022年式 ベントレー ベンテイガ

ご入庫いただいたのは2022年式のベンテイガ。

症状は、
エンジンをかけて発進すると、すぐにオーバーヒート警告が出るというもの。

点検を進めていくと、以下の状況でした。
•冷却水の量は問題なし
•リザーブタンクから逆流・噴き出した形跡なし
•水温計は120℃を超える
•しかし、ラジエターは冷たい
•アッパーホースも冷たい

明らかに冷却水が循環していない状態です。



■ 原因:VW系V8ターボ定番トラブル

この症状、
VW系V8ターボエンジンでは比較的よくあるトラブルです。

原因は
→ウォーターポンプ内のシャッターバルブの故障。

このバルブが正常に作動しなくなると、
冷却水が適切に循環せず、短時間で水温が急上昇します。

さらに厄介なのが、
バルブが壊れることで冷却水が負圧ライン側へ逆流し、
関連するソレノイド類まで故障してしまう点です。



■ 修理内容

今回は再発防止も含め、
•ウォーターポンプASSY交換
•ソレノイド交換
•関連部品の同時交換

を実施しました。

VW系V8ターボは、
「壊れた部分だけ直す」ではなく
影響範囲を見越した修理が非常に重要です。



■ 作業後チェック

部品交換後は、
冷却水のエア抜きを丁寧に実施。

その後、
•水温の安定
•冷却ファン作動
•実走チェック

すべて問題なく、快調そのものです。



高性能エンジンこそ、早めの対処を

V8ターボエンジンは性能が高い分、
冷却系トラブルが起きるとダメージも大きくなりがちです。
•急激な水温上昇
•警告灯がすぐ出る
•ラジエターが冷たい

こういった症状が出た場合、
無理に走行せず、早めの点検をおすすめします。

当店では、
VW系V8ターボエンジンの修理実績も多数ございます。

ベントレー・ポルシェ・ランボルギーニの整備でお困りの際は、
お気軽にご相談ください。

ベントレー ベンテイガ オーバーヒート修理

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対象車両情報

メーカー・ブランドベントレー車種ベンテイガ

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