フロントデフのサイドリテーナ交換のレガシィです。｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもお世話になっているお客様より、最近乗り換えられたレガシィから異音が出ているとの事でさっそく点検してみました。

ハブベアリングからは異音やガタは無し！
シャフトは？って見ると、デフ側にガタが出ていました。
この型のレガシィは、デファレンシャルからスプラインシャフトが出て、そこにシャフトをピン止めするので、多少のガタはあるのですが、そのレベルではないです。
以前に、何らかの作業でリテーナを触って調整を忘れていたのかもしれません(･_･;

とりあえずは、リテーナを外して、サイドベアリングの状態を確認します。
ここでベアリングに問題がある場合は、ミッションを降ろしてフロントデフを分解する必要が出てきます。
幸いにも、サイドベアリングは問題無しですが、アウターレースとリテーナの合わせが甘くなっていたので、左右のリテーナ、サイドシールの交換を行いました。

ここから、デフの歯当たりの調整を行います。
基準値は0､2ミリです。締め付けのプレロードも考えて調整します。
見えない部分ですので、作業書と感が頼りです。
ギヤオイルを入れて完成ですが、デフ内蔵なのでGL-5のWAKO‘S RGを使用します。

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