スズキプラザ中古車整備　ワゴンＲ MC22S編　その3　ISCバルブ交換　スズキプラザ茨木　茨木市｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回も中古車販売時に行う車種別整備編です！

前回はMC22Sの弱点の一つ「カムポジションセンサー」についてお話しさせて
頂きました！今回もMC22Sの弱点の1つ

「ＩＳＣバルブ作動不良及びショート」です！

スズキワゴンＲはＨ10年～Ｈ22年辺りの車まで、スロットルボディの下部
に「ＩＳＣバルブ」という物がついています。
このバルブは「アイドルスピードコントロールバルブ」と言いまして
ヘッドライトやエアコン、シフトレバーの位置等で負荷がかかった場合でも
規定のアイドル回転を保つ為に付けられた部品です。

このバルブが厄介な壊れ方をする車が多いのです。
単純にISCバルブだけ壊れてくれればいいのですが内部でショートし
ＥＣＭ(エンジンコンピューター）まで道ずれにして壊れるものがあるのです。
こうなってしまうと当然高価なＥＣＭまで交換しないといけなくなります。

当店ではそうならないように高価ではありますが予防的にＩＳＣバルブを
交換してからご納車させて頂いています！！！

分解ついでに専用の溶剤にて内部洗浄を行います！
ここに「エンジン震えるからエンジンコンディショナーで掃除しよう！」
なんてしてしまうと高確率でＩＳＣバルブが異常を起こしてしまいます！
当店で使用しているのはワコーズがこの為に開発したと言っても過言ではない
「ワコーズ　スロットルバルブクリーナー」です！