スズキ　SUZUKI　キャリィトラック　DA52T ドラムブレーキ リアドラムブレーキ固着｜車検・点検・修理のグーネットピット

右のリアドラムブレーキ固着により、走行不能となったお車の整備事例のご紹介です。

右のリアドラムブレーキがロックしてしまい走行不能となってしまったの事で、弊社キャリアカーでレスキュー出動いたしました。

当店入庫後、リフトアップする為に車両の移動をしようとすると、右のリアタイヤが完全にロック状態になり左リアタイヤは空転し走行不能でしたのでスタッフと２人で車両を押しながらリフトアップしました。

まず右のリアブレーキ周りを目視確認してみました。
すると、ホイールシリンダーの取り付けボルト周辺及びブレーキパイプのネジ部分ががとても錆びていました。
左右（上記の上の写真が右側・下の写真が左側です）で比較しても一目瞭然です。

ブレーキ内部の確認をする為、ブレーキドラムを外そうとすると、貼りついて抜けませんでしたので、専用工具を使って外しました。
すると、ブレーキ内面はとても錆が進行していました。

また、ブレーキシューとブレーキドラムの一部分にだけ張り付いていたような跡がありました。

原因としては、雨の日に大きな水溜りなどでドラムブレーキ周辺に水がかかり、バックプレートとブレーキドラムの隙間からブレーキ内部に侵入し、そのままの状態で長期に渡って駐車していて固着してしまったのではないかとお伝えし、ブレーキシューとブレーキドラムを新品に交換させていただきました。

その後、ブレーキシューの作動確認を行いブレーキ周りを清掃し試乗確認後納車させて戴きました。

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