ボルボV90クロスカントリー エアコン不調｜冷えない・効かない症状でエバポレーター交換【徳島 プレミアムカーセンター】 徳島 香川 淡路島｜車検・点検・修理のグーネットピット

まずは、メカニックが現車を確認。エアコンを最も冷える設定（Lo）にしても、吹き出し口からは約25℃の温風しか出ていませんでした。
次に、エアコンガスの圧力をチェック。結果は、高圧・低圧ともに基準値より大幅に低く、ガスがどこかから漏れている疑いが強まりました。

しかし、エンジンルーム内を丁寧に点検しても外部（コンプレッサーや配管）からの漏れは確認できず。

外から見えないということは、ガス漏れの原因は室内側＝ダッシュボード奥のエバポレーターである可能性が高いと判断。

お客様に状況をご説明し、作業内容をご承諾いただいたうえで、分解作業に着手しました。

エバポレーターの位置はダッシュボードの奥深く。
そのため、ハンドル・メーター・センターコンソール・ダッシュボードなど、内装をほぼすべて取り外していきます。。

丸一日かけて、ようやくエアコンユニットを取り外し。

こちらが、エバポレーターの交換部品です

左側：新品パーツ（ボルボ純正）

右側：取り外した旧部品（漏れ跡あり）

残念ながら漏れ跡の写真は撮り忘れてしまいましたが、明らかに冷媒ガスが滲んだ形跡が確認されました。

エアコンのシステムの中で重要なエキスパンションバルブ
この部品で冷たい空気を作り出しています。
エバボレータと同時交換推奨です。

エバボレータとエキスパンションバルブを交換し、外した部品をもとに戻していきます。

また、真空引きをして漏れがないのを確認してからエアコンガスを充填していきます。

部品交換後は、以下の作業を実施して仕上げます

1.真空引きでエアコン配管の気密確認

2.規定量のガスを充填

3.冷却能力チェック → 良好（しっかり冷えています）

4.診断機で故障コードなしを確認

すべての確認が終わった後、お車を無事に納車いたしました。

この度は、徳島市よりご来店いただき、誠にありがとうございました！
輸入車のエアコン修理も、どうぞ安心してお任せください。

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