L375Sタント　電動ファンモーター交換　枚方市　交野市　寝屋川市｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは、ガレージパートナーの加藤です！
ゴールデンウィークも終わり日常が戻ってきましたね

今回の作業紹介は、これから暑くなって来ると増えて来る修理の一つだと思いますので、ちょっと紹介したいと思います。

と言うわけで今回の車両は【L375S タント】になります。

こちらのタントですが、エアコンの調子が悪いと言うことでお客様から相談を頂きまして、話を聞いていると「走っていると冷えるけど、アイドリングで止まっている時はぬるい風が出てくる」との事でしたので確認してみると電動ファンが回っていない状態のようです。
このため、エアコンのコンデンサーが冷やされないので風が冷やされずにぬるい風が出て来る状態でした。
走行中はコンデンサーが自然と風を浴び冷やされるので冷たい風が出て来るという事ですね。
そこで確認のために、モーター部分を【コツン】と刺激を与えてやると元気はありませんが回りだしたので原因はこれだと言うことでお客様と相談し交換することにいたしました。

このタント、電動ファンを取り外すために左右のヘッドライトなどを取り払う必要があるので、まずはサクサクっと邪魔にある箇所を取り外しに掛かります。
と、外れた状態がこちらになります。

ここまでバラしましたが、まだまだバラしていきますよ！
ラジエターのアッパーサポートを取り外し、サブタンクも外していきます。
今回はクーラントは全て抜かず、少しだけ抜いてからアッパーホースを外しました。
少し抜いていた分、ホースを外した時の漏れは最小限に抑えられたので周りがビチャビチャにならずにすみました（笑）

ついに電動ファンが外れてくれました

上の写真が取り付けられているのが新品のモーターで、右のが外した古いモーターです。
下の写真がファンも組み付けて生まれ変わった新生電動ファンになります。

これから逆の手順で組み上げていき、最後にクーラントを補充してエアー抜きをして終了になります。

エンジン始動後、エアコンを作動させると元気よく回転したのでまずはOK！
その後、エアコンを作動させず数キロの試運転で水温が上がった時点でも回転しましたので無事にお客様にお返しする事ができました。

これからの時期は電動ファンが壊れるとエアコンもそうですが、最悪の場合オーバーヒートにもつながる恐れもありますので、ちょっと気になっている方がいらっしゃればお気軽にお問い合わせくださいね。

ではまた・・・

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