アルト　キャブレター点検、整備　スパークプラグ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

平成元年式のキャブレター車両、アルトの不調修理を行いました。
エンジン始動時のアイドルアップ不良、温感時の燃調不良が改善が必要な個所です。

キャブレターと言ってもアナログなチョークレバーは無く、水温制御によるオートチョークとアイドリング調整機構が備わっているハイテク？！なタイプです。

キャブレターの整備に加えてエアークリーナー交換、スパークプラグ交換、各部清掃を行いました。

古い車両こそ、細かなところまできれいで有るべき！との考えから、見た目の良さも担保して作業を致します。

キャブレターが見える様にエアクリーナーケースを取り外し、プラグコードも取り外します。
長年の汚れでタペットカバーはとても汚れておりました。

プラグも取り外し、新旧を比較すると燃調が異常であることや電極が摩耗しギャップが広がりすぎている事が分かります。

キャブレターは人的な要因で燃調が狂っておりました。
適当に調整できそうなスクリューを回して強引にアイドリングを保持する様な設定となっておりましたので、分解清掃を行った後は適切なアイドリング調整と燃調を行いました。

各部の汚れを洗浄し、エアクリーナーケースやプラグコードを取り付けてバッチリな状態となりました。
エンジンオイルもワコーズのAA10W-30へと交換し、パシッとした始動からアイドリングまで安定した状態です。

シンプルな構造だからこそ、手を加えると顕著に効果が表れる点は古き良きキャブレター車の特徴だと思います。

キャブレター車両のお困りがありましたらお気軽にご相談ください。

ご要望あれば上記画像のようにキャブレター車両のエンジンを降ろしての整備やメンテナンスも可能です。
マンネリ化したクランクリアからのオイル漏れなどでお悩みの方は一度ご相談ください。

車が好き、整備が好きなスタッフが適切なご提案をさせて頂きます。

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