袋井市からエアコン不調で来店フォレスター　スバル｜車検・点検・修理のグーネットピット

浜松市東区のトリックスターです。
エアコンが効かない時があるとご来店いただきました。
何件か回ってきたがとりあえずエアコンコンプレッサー交換というところばかりだったようです。
とりあえずではエアコンコンプレッサーは高いです。
新品だと二桁万円を超えます。
原因がわかっての交換であれば納得いただけると思いますがトリックスターでも交換に踏み切る前にいろいろと調べたいものです。
入庫いただいて観察をしますがエアコンは絶好調です。
そこでオーナー様にどのような状態の時になりやすいかを聞いて実際にその状況を再現していくとやっと症状が出ました。
今まで寒いくらい効いていたエアコンがぱったりと効かなくなりました。
ここからがやっと調査開始です。

黄色の丸印がエアコンの冷たい風を作るエアコンコンプレッサーです。
エアコン系の主人公です。
このコンプレッサーを交換するためには隣の発電機・オルタネーターのステーなどもいろいろと外していきます。
このエンジンレイアウトはスバル独特ですね。

周辺を外してエアコンコンプレッサーを取り外します。
まだ綺麗で問題ないように見えます。
今回はリビルド品での交換になりますがリビルド品と取り外したコンプレッサーを見比べると悪い部分が見えてきます。

上が今回取り外したコンプレッサーで下が取り付けるリビルド品です。
両方の丸印の隙間がポイントです。
取り外して物は下の赤いホースが隙間から見えますが交換するリビルド品は隙間がありません。
この隙間を境にエアコンを使っていないときは内側のなみなみの部分だけが回転しますがエアコンを使用すると薄いマグネットと呼ばれる部分も一緒に回転してエアコンが効くようになります。
今回のように隙間が広くなってくると電磁石のように引っ付くのに遠くなると引っ付けなくなります。
引っ付かなくなるとエアコンはいつまでも効きません。
これがエアコンが効かなくなる原因でした。

逆の手順で組み上げていきます。
エアコンガスを入れて完成！ではなくエアコンガスを補充する前に真空にする必要があります。
そうしないとエアコンは稼働しませんので真空引き機を使用します。
ガスを補充して規定量に調整します。
エアコンが効いたので再度調子が悪くなるシュチュエーションを再現しました。
しっかりと効いています。
これで修理は完了です。
夏前にエアコンの修理は多発します。
皆様のお車のエアコンは大丈夫でしょうか？
真夏の前にチェックをお勧めいたします。

些細な事でも構いませんのでお車の困ったが出来たらすぐにご連絡ください。
車検整備・鈑金塗装までトリックスターにお任せください。
浜松市内等は引取対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
またのご来店お待ちしております。

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