スズキ　KEI　ブレーキオーバーホール　静岡県浜松市よりご依頼｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
静岡県浜松市のSPACEAUTOからサービスメカニック池谷です。

お客様からサーキットを走るのでブレーキが気になるのでブレーキのオーバーホールをしたいとご依頼をいただきました。
ブレーキオーバーホールフロント左右リヤ左右とブレーキホースフロント左右リヤ左右とフロントブレーキパッドとリヤブレーキパッドの交換も一緒にしました。

フロントブレーキを外しキャリパーとブレーキパッドとブレーキホースを取り外しました
。

キャリパーの中のピストンを外すためブレーキホース接続部からエアを吹きピストンを外します。
ブーツを一緒に外し古いブーツは新しいブーツとわからなくならないようにどこかに印をつけます。

外すときにピストンがひっかかる感じがあり外して確認したところピストン側面に錆があり段差になっていたためキャリパーとあたり動きが悪い原因とわかりました。

ピストンを清掃し磨きをしました。錆をすべて取り除くのは厳しかったですが段差をなるべくなくすことは出来ました。ピストンに傷がついており錆が出ているとわかりました。
お客様にピストンの交換をおすすめしましたがブレーキはこまめに点検をしてオーバーホールをいているので次回の時にピストンも一緒に交換をお願いしますとのことでした。

キャリパー内部も錆が出ていたので清掃と磨きをしました。

キャリパーとピストンを組付けます。ブレーキシールキットを使い新品のブーツを取り付けます。（ブーツに向きがあるため間違えないように取り付けます）
ピストンがしっかり動くこととひっかかりがないことを確認しました。

車両にキャリパーを組付けブレーキパッド・ブレーキホースも交換をしました。
リヤのキャリパーもフロントと同じようにキャリパーオーバーホールをしました。リヤは交換時にローターも一緒に交換しました。
ブレーキがすべて組み付いたらブレーキフルードのエア抜きをして漏れがないことをチェックします。その後走行テストをしブレーキの引きずりやオイル漏れなどがないか確認しました。
ピストンが錆ていてひっかかっていたのでそのまま放置してしまうとブレーキの引きずりにつながって事故などにならなくてよかったと思いました。
サーキット走行や１０年超えてきたお車は定期的なブレーキのメンテナンスや予防整備が大事だと感じました。

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