メルセデス・ベンツ GLS 350d X166 エンジン不動　シフトチェンジせず工場で点検　故障診断　コンピューター診断　修理　整備　八千代市｜車検・点検・修理のグーネットピット

ベンツ GLS 同業者様からのヘルプ依頼で入庫いたしました。

メーターには「シフトチェンジせず工場で点検」と表示され、シフトインジゲーターはどこにもシフトが入っていない表示。

ニュートラルにも入らないので動かすのが非常に困難！

まずはコンピューター診断。

エラーは多数。



エンジンECU、トランスミッションECUとも通信ができません。

まずはエンジンECUの電源回路の点検。

ECUの電源が入力されていませんでした。

エンジンルームヒューズBOXにショート痕があった為、交換するも変化無し。




ここからは配線図、配線との格闘です。

運転席、助手席シート、カーペットやカバー、全て取り外します。

ん？・・・水が溜まった跡？　サビだらけ・・・

電圧、導通点検を行うと、運転席シート下ヒューズボックス、カーペット下ヒューズボックス、トランス、配線、全てご臨終でした。

全て交換、配線リペアを行い正常電圧になりました。
トランスミッションECUは復活しましたが、エンジンECUはまだダメ・・



その原因は助手席側でした。

助手席側中継コネクター。
こちらも水に浸かったのか、ショートしご臨終。

車内ヒューズＢＯＸ→このコネクター→エンジンルームヒューズＢＯＸ→エンジンＥＣＵと複雑な流れになっております。

コネクター交換、リペアターミナルにて修理を行いました。



最後にコンピューター診断、フォルト消去！

無事エラーは全て解消！！



エンジンも無事始動！！
メーター上もエラーメッセージなし、インジゲーターも「P」を認識しております。

大分頭を抱えましたがなんとか故障個所を特定、修理でき一安心。




この度は数あるなかから当店をご利用頂き誠に有難うございました！
今後とも当店を宜しくおねがいいたします。

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