BMW 630i E63 エアバッグ警告灯 中古エアバッグモジュール交換 SGM SIM セーフティゲートウェイモジュール ECU交換 中古ECU プログラミング リプロ コーディング 八千代市｜車検・点検・修理のグーネットピット

BMW 630i エアバッグ警告灯が点灯するとのことで中古エアバッグモジュールへの交換のご依頼で入庫いたしました！

BMWの中古ECUには別の車両の車体番号が登録されている為、通常は新品ECUでしか交換が出来ません。

しかし新品ECUとなると部品代だけで20万～30万と高額な出費・・
なんとか中古ECUで対応できないかとご相談を受け、挑戦させて頂きました。


現状メーターにエアバッグ警告灯。

iDrive画面にもエアバッグ異常メッセージ。



既にディーラー様でエアバッグモジュール本体の故障と診断を受けておりました。

一応当店でも診断を行い作業を進めます。


「SGM-SIMコントロールユニットエラー」とECU故障で間違い無さそうです。

早速エアバッグモジュールの交換。
お客様お持込の中古モジュールへ交換します。

取り外し完了！


こちらのエアバッグモジュール（SGM-SIM）はエアバッグだけでなく、ボディー電装を制御するECUも兼ねておりますので難易度が上がります。


交換後はエアバッグ警告灯以外にも警告表示がされ、交換だけでは状況悪化・・
VIN（車体番号）不一致による拒絶反応です。


診断を行うと前回のエラーは無くなるものの「SGM-SIM間違ったシャシーナンバー」

中古ECU取り付けによるエラーです。



ここからはECUのVIN書き換えを含めたリプログラミング作業です。

SGMｰSIMはK-CAN接続ですが、念のため他のユニットのプログラミングも視野に入れMOSTケーブルも接続しリプロ作業を行います。




エキスパートモードにてプログラミング続行！

該当するユニットを選別しながらプログラミング、コーディング。

無事完了！

VIN書き換え、更新のための同期作業も無事完了です。



SGM-SIMのディフェクトコードが消えました！

別診断機でも全システムをスキャンし状況を確認。
エアバッグエラー、VIN違いによるエラー含め全て消えました！

念のため車体番号がきちんと書き換えられているかECUデータを確認。

無事、中古ECUに新しい車両のVINが書き込まれておりました！





当然ですがメーター上の警告灯も消灯。

これにて作業完了です！



今回は中古ECUのプログラムバージョン等が一致しており何の問題も無くプログラムすることができました。

車両年式、ECUの種類、品番やバージョンによっては対応できない場合が御座います。


当店では可能な限りお客様のご要望にお答えできるよう日々勉強をしておりますので何かお困りごとが御座いましたら一度ご相談下さいませ！




この度は数ある中から当店をご利用頂き有難うございました！
今後とも小さい工場ですが、当店をよろしくお願いいたします！

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