レクサス LS600hL UVF46　ハイブリッド警告灯点灯　ハイブリッドバッテリー交換　HVバッテリー　足廻り異音　エアサス交換　ドライブシャフト交換　故障修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

LS600hL　ハイブリッド警告灯点灯、足廻りの異音、乗り心地の悪さ等の修理のご依頼で入庫いたしました！
年式にしてはかなり綺麗で大切に乗られているお車だということがすぐ分かりました。


しっかり作業をさせて頂きます！

今回はHVバッテリー、エアーサスペンション４輪の交換を行います。

まずはハイブリッドバッテリーの交換を行います。
お客様と打ち合わせの上、リビルトバッテリーでの交換を行うこととなりました。



トランクルーム内張りを全て外し、HVバッテリーとご対面。

後部座席の電動シートや周辺を全て取り外します。

取り外し完了！
エアサス交換の際はここからさらに分解をしなければなりません。
車内、高電圧端子、HVバッテリー固定ボルト等を取り外し作業を進めます。




トランクルームの配線関係を全て取り外しヘビー級のHVバッテリーを引きずり出します。

取り外し完了！




取り外したHVバッテリーを分解し内部部品をリビルトバッテリーへ移植していきます。

分解し、移植の途中段階でHVボルテージセンサーと遭遇します。
今後の事も考え、こちらは新品部品で同時交換します。

HVバッテリーの交換が大変な車両は同時交換を強くオススメいたします！

逆の手順で組み付け、HVバッテリーの交換作業は完了となります。





続いて、異音と乗り心地がフワフワしているという足廻りの修理です。
パッと見ただけでもショクアブソーバーのオイルが滲み出ておりました。

４輪ともブレーキ、アーム類をバラバラにしないと交換ができません。

分解の際は追加交換部品の発生を最低限に抑えるために腐食している部分のサビの除去や、目に見える部分の腐食して膨らんだボルトのネジ山を事前にタップやダイスで修正してから分解を行います。

フロント片側、ドライブシャフトブーツが吹っ飛んでおりました。
足廻り異音の原因の１つになると思います。
こちらはリビルト品に交換します。

エアサス取り外し完了！
この作業を４輪行います。気が遠くなるような作業です。

ドライブシャフト　新旧比較。

逆の手順で組み付けていきます。

片側のホイールハブが腐食しドライブシャフトをプレス機を使って抜かないと抜けないレベルで固着しておりましたので片側のハブは再使用を避け、新品ハブと交換します。

リアもどんどん交換していきます。

交換完了！
簡単に書いておりますが、かなり時間と労力が必要な作業なのです、、

↓ 交換した足廻り部品

エアサス４本ともダラダラとオイルが出てきました。
内部のショックアブソーバーの故障で間違いなさそうです。
１０万キロを越えてくるとどのLSもエアサスは生きていても内部のショックアブソーバーはダメになっていると思っても良いかもしれません。





最後にコンピューター診断機を接続し試運転をしながらHVバッテリーのセル電圧の確認、エアサス各種初期設定等行い、正常値を確認し作業完了となります。

この度は数ある中から当店をご利用頂き有難うございました！


今回の修理は部品代だけで考えてもかなり高額な修理となりました。

その分乗り心地もかなり良くなったと思います。
これからも末永くお車を大切にされて下さい。

今後とも何かありました際はなんでもご相談下さいませ！

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