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レクサスSC430　メーター上に色々な警告灯が点灯しているとのことで修理のご依頼です。

左ハンドルの逆輸入車で近くの工場ではどこも見てくれなかったようで、栃木県から遥遥ご来店頂きました。

メーター上ではVSC警告、TPMS警告、AFS警告灯が点灯しております。

AFS警告灯は車高の関係だけではなさそうでリセットが厳しいので保留とします。

診断、修理に進みます。

TPMSに関しては予想通り社外ホイールに交換されていることによるセンサー受信異常。

今後センサーの取り付けの予定も無いとのことでCANエリアからユニットとの通信を遮断し警告灯を消します。



VSC警告灯に関して、ヨーレート、Gセンサーの０点学習値が消えておりました。

バッテリーもよく上がってしまうとのことで各部点検を行います。





暗電流測定、オルタネーター発電電流測定。

セキュリティ等後付けパーツがあり暗電流が少々高めで怪しかったのですが、それよりもオルタネーター発電電流がかなり低い状態。

車格の割にかなり発電電流が低いです。

オルタネーター不具合の点検は電圧点検のみだと正確に診断を行えないので発電電流の点検は必須です。





オルタネーター、バッテリーを交換します。

逆輸入車のためオルタネーターの型番が国産とは違い入手が大変です。




交換後、再度オルタネーター発電電流を測定。

バッチリです。





診断機にてチェックモードに入れGセンサー、ヨーレートセンサーの0点学習を行います。

AFS警告灯以外の警告灯が消えました！

続いて、、
ナビのGPSも受信しないとのことでナビを取り外し、GPSアンテナの接続、配線の取り回しを見直します。

無事受信するようになりました。
また再発する恐れもあるので様子を見ていただくことに。




わざわざ遠方からご来店いただき有難うございました！

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