タイヤの修理は修理箇所を選びます！国産車・輸入車対応・車検・整備・見積もりもお任せ下さい！八王子/日野/多摩地区/相模原/他地域のお客様も大歓迎です！｜車検・点検・修理のグーネットピット

祖父の代から創立92年、八王子の車屋さん原自動車です！
弊社ワークショップにエンジン不調でお越し頂いたお客様のお車を見ていると・・・
明らかに1本だけタイヤがたわんでいる、パンクだ！
ということで外してみます。

装着されている段階で空気圧が1.2kpsしか入ってなかったので、パンクの原因が分からないこの段階での空気充填はご法度！
後述しますが、パンクしているタイヤに空気を入れるのは想像以上に恐ろしい行為なんです！
なので残留しているエアーで漏れている箇所を調べようとタイヤの外観を見てみると・・・
原因は一目瞭然！

”修理不可位置のパンク修理”

からのエア漏れ再発でした。
タイヤ修理可能な範囲はあくまで
・地面に接地しているトレッド面のみ
（※トレッド面のパンクだとしても鋭角に異物が刺さっていたり、刃物で刺したような広範囲の傷は修理不可）

タイヤの剛性UPのキモとなるベルトが入っているのはトレッド面のみ。
今回のタイヤの既修理箇所であるショルダーや側面のサイドウォールにはベルトは入っていません。
カーカスという骨組みのような金属部品は入っていると言っても、ショルダー・サイドウォールはトレッドよりも遥かに剛性は低いです。
剛性不足の箇所を無理に修理しても結局内圧に耐えられずまた漏れはじめます。
その状態が続くと・・・最悪の場合バーストします。
よって、トレッド面以外のパンクは修理不可能なんです。

実際こちらのタイヤも空気が1.2kpsだけ入っている状態でもパンク箇所の内側が腫れ上がって筋が出ていました。
いつバーストしてもおかしくない状態です・・・

パンクしたタイヤには見た目以上に危険が潜んでいます！
未だに空気圧・パンク修理が原因での事故が起きています。
中には重傷を負う場合もあります。
パンクしたタイヤに空気圧を入れ続けてバーストした場合、
付近にいる人は軽く数メートル、数十メートル吹っ飛ばされます。

タイヤ専門店でのタイヤ修理時は必ず安全囲いを使用しています。
それだけ危険な作業ということです。
安易に考えられがちなタイヤですが、

”車を支えながら唯一地面と接地している重要なパーツ”

です。
おかしいな？何か変だな？パンクかな？
違和感を感じたらすぐにプロに診てもらいましょう！
弊社ワークショップではタイヤの季節ごとの交換(ホイールセット済タイヤ脱着)
は承っているものの、
組替えやバランス調整、パンク内面修理などは行っておりません。
それは、
その道のプロに任せるのがお客様にとっても我々にとってもベストだと思うからです。
お車のお悩みは是非、原自動車株式会社へお任せ下さい！

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