- 吸排気系パーツ取付
- トヨタ GR86
2024年12月25日 18:21トヨタ GR86 マフラー交換
前回のZD8に続き、今回はZN8型GR86のマフラー交換です。車体の造り自体は全くと言っていいほど同じなので作業内容自体はあまり変わりませんが、マフラーの造りがちょっと違います。
今回取り付けるのはこちらの商品、BLITZのニュルスペック カスタムエディションです。マフラーのエンドがスリップオンになっており、数種類のカラーから選べる他バンパーの形状に合わせ出面を調節できるのが特徴です。
純正では2本出しテールですがこちらは4本出しテールになります。
BLITZは元を辿ればHKSの設立にも関わったシグマオートモーティブのアフターパーツブランドであり、当初はドイツ・KKK(Kuhnle Kopp und Kausch)社のタービンの輸入販売を手掛けていましたが、1981年に分裂・独立し現在の業態に至ります(その後シグマが失ったBLITZブランドの代わりとして立ち上げたのが、トヨタ系のレーシングチームとして現在も活躍するSARDだったりします)。
主にブーストコントローラーやスロットルコントローラー、ECU等といった電子制御系パーツを得意とすることで知られ”電脳集団”の異名を取るBLITZですが、それ以外にも今回取り付けをするマフラー等の吸排気系パーツやターボチャージャー等の過給機、車高調等の足回り系といった部品まで手広く手掛けています。
NUR-SPECマフラーという名称は言わずもがなドイツ・ニュルブルクに所在し自動車開発の聖地として知られる全長20km超の世界一過酷な超難関サーキット、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェから取られたものですが、これは1997年にBLITZが手掛けたJZA80ベースのチューンドカー、753スープラがノルトシュライフェに於ける当時のストリートカーのコースレコードを樹立したことに由来するものと思われます。”753”という数字は目標タイムである7分53秒から取られたもので、このタイムは94年にBCNR33型スカイラインGT-Rの開発車両が叩き出した7分59秒を上回るものとして設定されましたが、結果的にこの753スープラは目標タイムを大幅に上回る7分49秒を記録。95年にポルシェ993ベースのコンプリートカーであるゲンバラ・ル・マン・ビターボが記録した7分52秒をも超越し、公道走行可能なマシンの最速の座に輝いたのです。
本題の作業に入って行きましょう。
まずは純正マフラーを取り外します。センターパイプまでの交換で、フランジ2カ所、センターパイプ側の吊りゴム1カ所、サイレンサー左右の吊りゴム4カ所の取り外しで外れます。
取り付けはセンターパイプ前側フランジには純正の球面ガスケットを使用、センターパイプ後側及び左右マフラーエンドの接続フランジには付属の板ガスケットを使用します。
本体の取り付けが終わったらマフラーエンドを取り付けます。こちらはVSRテールと言われる焼き色入りのタイプです。
何気に気を遣うのがこのエンドの出面の調整。ロゴの向きが水平になるよう気を付けながらバンパーの形状に合わせてカッコ良さげな出面に合わせて行くのですが、なんせ出口が四本あるのでキチンと左右対称になるよう合わせるのが難しい!!センスを問われる作業です。
エンドの位置決めが終わったら固定用バンドを締め込み固定し、付属の金属バンドをフープに通して脱落防止をします。
最後にマフラー全体を脱脂し、エンジンを始動して各フランジから排気漏れがないかを確認して作業完了です。
焼け色とNUR-SPECのロゴが誇らしげです。サウンドはファーストアイドルこそやや喧しく感じるかもしれませんが、暖気が終わればアイドリングは純正と遜色ないほど静かです。
作業前と作業後のリアビュー比較です。マフラーの逃げの切り欠きが大きい形状のリアバンパーのため、4本出しの方が隙間がなくサマになってますね。
対象車両情報
| 初年度登録年月 | 令和6年 | メーカー・ブランド | トヨタ |
|---|---|---|---|
| 車種 | GR86 | グレード | RZ |
| 型式 | 3BA-ZN8 |
