BMW　R60　ミニクーパーS　クロスオーバー　足廻りより異音｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちはnextですっ！！！


本日はR60　ミニクーパーS　クロスオーバー　で走行中に異音がするとの事でお預かりし点検・修理の方をさせて頂きましたのでご紹介していきます。


まず試乗をしての異音の点検ですが、走行すると下廻りあたりから「ゴォウンゴォウン」と、一見ハブベアリングがいってしまっているような音がでていました！！


しかし、ハブベアリングであれば速度が上がるとそれに連動して音と振動も大きくなるはずなのですが


今回のは違いますっ！！


2～30ｋｍあたりの速度で走行すると音が一番大きく、それ以上出すと異音が消えるわけではありませんがそこまで大きくなっていく感じではありませんでした。


試乗しながらの音の出処を特定するには難しいと判断し、車両リフトアップにて点検してみるとようやく犯人が分かりました！！


犯人はこやつです・・・↓　↓　↓

・・・


まぁこれだけ見せられても分かりませんよね(；´∀｀)


はぃ。「トランスファー」になります！今回のお車はクロスオーバー　オール4　になるので四駆なんです！なのでエンジンの駆動をリヤにも分配しなければなりませんので、トランスファーが付いているんです。


このトランスファーの内部にギアが入っているのですが、これらに「ガタ」が出ていたことによりプロペラシャフトに振動が伝わり異音が発生してしまったんです。


ではそのガタが出てしまった原因は何なのか？？


気になりますよねぇ～・・・(笑)


原因はこちらです！！

少し分かりづらいかもしれませんが、オイル漏れが原因です！！このオイル漏れを放置してしまったが為に、トランスファー内にオイルが無くなりギア同士の金属摩耗でガタが出てしまったんです！


その証拠にトランスファーのオイルドレーンを開けると


こんな感じでした・・・

鉄粉だらけです・・・(￣▽￣;)


それでは早速交換作業に入ります。


まずはマフラー廻りを外していきます・・・

フロント右側のドライブシャフトも外していきます・・・

後はトランスファーを固定しているボルトを緩めて外していきます！


比較写真がこちらです！！


今回は中古品をしようしての交換となりました！新品では結構な金額になってしまいますからね。

交換後は元通りに組み付けし、試乗して異音が解消されていれば作業完了となります。


それではっ(´ー`)/~~