トヨタ　ZVW41W　プリウスα　車検、ドライブシャフトブーツ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はプリウスαの車検と、それに伴うドライブシャフトブーツ交換の作業をご紹介します。
お車の程度が良く、追加整備もほとんど必要がない状態だったのですが、この年式のプリウスにしては珍しく、ドライブシャフトブーツからグリースが盛大にはみ出してしまっていました。

ホイールが取り付けられる部分をハブと言うのですが、写真の赤丸で囲った部分の錆がひどくなると、ホイールが外れなくなることがあります。
あまりに酷くなると、裏からタイヤを蹴飛ばさないと外れないくらい固着してしまい、作業にも支障が出てきますので、ハブの防錆処理を提案させていただくことがあります。

こちらは処理前の写真です。

当店でハブの防錆処理用に使っているケミカルです。
粘度が高いのですぐに垂れ落ちず、防錆能力も優れています。

錆を落とした跡に、塗装をする方法もありますが、それだと料金が嵩んでしまうので、当店では簡易的な防錆処理として￥１０００でご案内させていただいています。

処理後の写真になります。

ドライブシャフトブーツは途中がパックリ切れてしまうことも多いのですが、今回はバンドが緩んでいるところに、中のグリースが経年劣化で粘度が落ちシャバシャバになって、はみ出してきてしまった感じです。
足回りやブレーキキャリパーの一部にもグリースが付着していて、修理が必要な状態です。
これだけグリースが飛散しまくっていると、清掃にもかなり時間が掛かります････（泣）

ドライブシャフトブーツの交換に関しては、
①ドライブシャフトを外さずに交換できる分割式のブーツを使う
②ドライブシャフトを外して、分割式ではない通常のブーツを使う
③リビルトのドライブシャフトＡＳＳＹで交換する
と、だいたい３つのパターンがあり、各々にメリット、デメリットがありますので、それらを考慮して提案させていただきます。

部品屋さんに問い合わせたところ、ブーツ単体での設定が無く、ドライブシャフトＡＳＳＹでの交換になってしまうとのことだったのですが、お客様のためにとフロントが奔走し、金額的に安く済む分割式のブーツ見つけたので、そちらを提案させていただきました。

交換が終了しました。

プリウスは型式によって若干、ブレーキフルード交換のやり方や注意事項が異なります。
この型はリザーブタンクに注意書きがあるように最初にシステム内の減圧を行なってからフルード交換の作業に取り掛かります。
減圧と言っても大したことをするわけではなく、ブレーキペダルを２０～３０回ほど、踏み応えが変わるまでポンピングするだけです。

この型は作業中に間違ってドアを開けてもシステムが待機状態にはならないので、問題ありませんので、そんなに気を遣わずに作業できます。

またのご来店、お待ちしています。ありがとうございました。

当店の車検の基本料金表になります。

実際に車検にお越しいただいた際の具体的な時間の流れについては下記のリンクを

https://www.goo-net.com/pit/shop/0540511/blog/265908?prev=on

代金のお支払いについては下記のリンクをご参照ください。

https://www.goo-net.com/pit/shop/0540511/blog/266549?prev=on

車検と同時に傷直しもやっときたいな～と言う、お客様！
鈑金作業も喜んでお受けしますので、見積もりだけでもお気軽にご相談ください。

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