プリウス　ＰＨＶ　ハイブリッド　ミッション　ATF交換　燃費が落ちた　燃費改善　加速がスムーズに　停止時の異音解消　埼玉県　川越市　狭山市　所沢市　狭山市　ふじみ野市　　　｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは、川越市のwith leapsです。

今日は５０系プリウスPHVのATF交換の紹介です。

オーナーさんからは、『最近燃費が落ちたような気がするんですけど何か改善策はありますか？』と相談を受けました。
仕事で毎日使用していることで走行距離が190,000キロを超え、過走行であることなどを鑑み、ミッションのATF交換をご提案させていただきました。

この年式のプリウスのATF交換は、メーカー推奨では無交換となっていますが、オイルそのものは高温の熱や経年などにより必ず劣化はいたします。
（最近のハイブリッド車は、メーカーも無交換推奨から定期的な交換推奨をしています）

燃費にも影響するトランスミッションをスムーズに作動させるためには、ATFオイルを交換する事も対策のひとつです。

長年のディーラーでメカニックをしてきた経験から、まずはATF交換をおススメした次第です。

さて、それではATF交換の紹介です。

こちらが入庫したプリウスPHVになります。

あたり前といえばあたり前ですが、お客様の大切なお車を汚さないように、
当社では入庫時に必ずシートへカバーをかけてから作業を行います。

リフトで上げてアンダーカバーを外す事から始めます。

上の写真のようにアンダーカバーが外れました。

なかなかエンジンの下回りを見ることがないので、こういった際にはほかに不具合がないかをチェックいたします。

すると怪しい液漏れを発見！
↓　↓　↓

赤丸で囲った部分が液漏れです。
どうやらウォーターポンプからの漏れているようでした。

ポンプをチェックすると液剤が減っていました。

オーナー様に相談をしたところ、今回はお時間がないという事でしたので応急処置として液剤の補充をさせていただきました。
このまま漏れた状態だとエンジンを冷却することがうまくできず最悪エンジンの焼き付きが起こることがありますので、早めの対処をおススメしていきました。

さて、ATF交換へ戻ります！

50プリウスのATF交換時は、下の写真にある赤丸部分のドレンを外して古いオイルを抜いていきます。

ドレンボルトを外して抜いていきます。

まあまあ変色したオイルが出てきました。
変色しているという事は劣化している証拠でもあります。
まだ使用に耐えうるレベルだと思いますが、今後の事も考えると交換した方が無難と言えます。

では、こちらが交換時に使用するCVT＆ATオートチェンジャーです！

マシンをセット後に注入口へホースをセットして注入開始いたします！

綺麗な赤い液体が新しいオイルになります。

今回使用しているオイルは当社で取り扱いさせていただいているワコーズ様のオイルになります。

純正のオイルでの施工も可能ですが、今回の車両は走行距離も多く、ワコーズ様のオイルはGTなどモータースポーツで培ったオイルを使用することでよりトランスミッション内部の保護をしようとオーナー様とお話をして使用させていただいております。

マシンの数値を見ながら正確な注入量で交換を完了いたします。

注入後はパーツクリーニングで綺麗に清掃いたします。

その後アンダーカバーを元に戻して作業完了です！

今回はハイブリッド車のATF交換作業を紹介させていただきました。

エンジンオイルの交換は実施しなければ故障してしまうということは皆様ご存じのことだと思いますが、エンジンオイルだけでなく今回の作業で実施したトランスミッションオイルや冷却水・ブレーキオイルなどオイルというものは必ず劣化していくものですので定期的なメンテナンスが快適にお車を使用するうえで重要になってきます！

交換の数日後にオーナー様へ今回交換させていただいた後の車両の調子を確認すると、

・出だしの加速がスムーズになったような気がする
・スムーズになった事でEV状態での走行が伸び、その結果燃費が改善したと思います
・停車時に下回りから『ギッ』という異音が気になっていましたが、それがしなくなりました
・思った以上に効果が感じられて良かったです！

と感想をいただきました。

オーナー様から嬉しいお言葉もいただき良かったです！

また何か不具合、お悩みなどありましたらお気軽にご相談ください。
スタッフ一同お待ち申し上げます。

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