点検作業をしっかりとしましょう！｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はここ最近当社にておこったことをご報告させていただきますのでご参考にしていただければと思います。

写真はスパークプラグを取り外した状態になります。

何が変だかお分かりになりますでしょうか？？

プラグの全体がオイルで濡れてしまっていることが異常な状態です。

この車両はエンジン不調でご入庫いただきました。

色々確認していくとオイル漏れが酷い状態でプラグコードを取り外すとプラグが見えなくなるくらいオイルが溜まってしまっていました。

それによってエンジン不調が発生してました。

オイル漏れの早期発見修理で今回のエンジンの不調はなかったのでしっかりと点検することがおすすめです。

次の写真です。

これは２トントラックのオイルドレーンボルトになります。

写真で何がおかしいかわかりますか？

答えはネジ山が全てなくなってしまっています。

トラックなのでネジも非常に大きいものを使用しております。

乗用車は１４ミリサイズが国産では多いです。

ただ２トントラックともなると２４ミリサイズの太く大きいボルトを使用しております。

そのネジ山が全てなくなってしまっております。

ボルトが原因の可能性はもちろんありますが、２４ミリと大きいボルトを使用しておりますのでトルクをかけすぎてしまってネジ山を伸ばしてしまったのが原因となります。
※オイルパン側のネジ山はさほど傷んではいませんでした。

しっかりとした締め付けトルクを守らないとこのようなことも起きてしまいますので注意が必要です。


しっかりと点検などを実施して不具合がひどくなる前に対処しましょう！

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