HONDA/LIFE Diva /JC1/車検整備・エンジンノッキング？｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回ご入庫の、HONDA LIFE DIVA ですが、車検整備にてご来店です。

車検を受けるに当たって、気になる事象等をオーナー様にお聞きしたところ、
「エンジンのノッキング？が気になる」との事です。

車検整備ですので、他の点検項目も含めて診ていきます(^^)

脚廻りでは、フロント左側のスタビライザーリンクロッドのブーツ割れが確認できます。

ブーツが割れて、グリスが出て来てしまっていますので交換となります。

さて、お客様からのご指摘のエンジンのノッキング？ですが、
試乗してみると、なるほど加速ももっさりしていてシャッキリとせず、
加速中に疎らにノッキング症状が確認出来ました(ﾟДﾟ;)

まずはお約束のスパークプラグから診ていきます( ・_・)

実はノッキング症状については、この型のLIFEは良く有る症状の様です、
色々ネット上でも情報が散見されます 。

またこのエンジン、この前型のJB型から採用されている、
ツインプラグレイアウトエンジンです、1気筒に対して
贅沢に2本のスパークプラグを装備しています、
都合6本のスパークプラグを確認していく事となります。

とりあえず、プラグを抜いて状態を診ます。

古いスパークプラグの中心電極が見た目に判るほど減ってきています(ﾉ´Д`)

ノッキングの原因としては、これは比重が高いと思われますので、
迷わず交換と致します。

新品のスパークプラグを手配しました、新品のスパークプラグの中心電極を見てみます、
電極の先端を見ると綺麗な火花が飛びそうです(￣ー￣)ｂ

新旧を比べてみました、電極の減りが一目瞭然ですね、
6本全部を交換して行きますが、イグニッションコイルは、
問題無い様なのでスパークプラグのみです。

交換後の試乗にて、ノッキング現象を再検証してみます。

加速性能は著しく改善し、通常の走行ではノッキングは全く
感じられなくなりましたが、フルスロットルで登坂路を走行する様な
負荷を掛けたステージでは6500rpm付近で、微かにノッキング音が聞こえます、
これは窓を開けて、注意しながら聞いていたので、窓を閉めていると殆んど
判らない範囲と思われます。

オーナー様にも、「現状で充分だ」とご納得して頂きましたが、
手強い症状ですね(^_^;

さて、新品のスタビライザーリンクロッドを交換して、車検整備終了です！

• ノッキング
• 車検
• 点検
• 整備
• 交換