BMW/F31/320d Touring luxury / テールランプ不点灯 ｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回ご入庫のBMW F31/320d Touring ですが、テールランプの不点灯で、
球切れ警告が出ているとの事で、ご来店です。

単純にバルブ（電球）切れかと思い、テールランプを外して、
バルブホルダーを確認すると球切れは無い様です・・・。
と言う事は、原因は「アレ」ですかね。


バルブホルダーと配線コネクタを良く見ると、マイナスアース端子が、
ショートして鎔けてしまっています。

予想通り、マイナスアース不良による不点灯です。

コネクタを裏返すとマイナスアース端子部が熱で膨張しています・・・。

バルブホルダのマイナスアース端子も溶解していますね。

バルブホルダー側は部品として個別で出る事は判っていますので、
問題無いのですが、コネクター側はこれも交換が必要なのですが、
個別でリペアキットが供給されてるのでしょうかね？

早速ベンダーへ問い合わせしますが、
コネクタの適合確認に手間取りました、
パーツサプライヤー側からの返答で、
最終的にコネクタを特定し、手配致しました！

リペアキットとバルブホルダが到着致しました！

それでは作業に入ります。

先ずは配線の順番をメモしておいてから、
溶けたコネクタの配線を切断します。

6PINのコネクタですが、4PINのみ使用しますので、
メモした順番を間違え無い様にPINを接続し、
防水のスリーブも確実に取り付けます。

コネクタに4PINを接続して,コネクタのリペアは完了です。

テールランプとコネクタを接続して動作チェックを致します、
点灯状態は問題ありません。

最後に診断テスタにて、フォルトメモリをリセットします。

以上で終了です！

• テールランプ
• バルブホルダー
• コネクタ
• マイナスアース不良