ダイハツ/タント/LA600S/ドライヴレコーダー取付｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回ご入庫のダイハツ/タントですが、「このタントへ乗換したので、
前車に付いていた、ドライヴレコーダーをタントに取り付けて欲しい」
との事でご来店です。

ドライヴレコーダーはCOMTEC社製の2カメラ式のモノです、
お客様が予め取り外しておいていた状態のものをお預かりしました。

それでは、作業に入ります！

まずは、リアカメラのインストールから始めますが、
現車を確認すると最近のダイハツ車,、バックドアの構造体が、
カメラ配線を施工するに、少々難易度が高いレイアウトになっていますね・・・

この個体は、バックドア内側にミラーが設置されていて、
リアカメラを中央に配置するとカメラがミラーに映ってしまうため、
バックミラー脇に、リアカメラをオフセットして位置を仮止めします。

リアカメラの下に見えているベージュ色のカバーですが、
これが完全にドアフレームに固定されていて、取り外しが
出来ません、これが難易度を上げている原因です。

バックミラー（ハイマウントストップランプ付き）のミラー部分を
外してカメラ配線の取り回しを検討します。

ミラーを外すとハイマウントストップランプが現れます、
ランプの中央部にランプへの電源供給用の穴が有りますので、
ここにカメラ配線を通していく事にします。

バックドアと車輌本体の配線を繋いでいる、配線グロメットを外します、
配線はグロメット内部でカプラーによって接続されています。

カプラーの接続を外してリアカメラの配線が通せるか検討しますが、
カプラーに配線を通す余裕が有りません、なぜならば、カメラ配線の
先端部分はL字型のミニプラグとなっているからです・・・。

しかしながら、カプラー部分をよく観察すると、
カプラーが分離出来る様です。

メス側カプラーを分離すると、カメラ配線を通す余裕が出来ました！

分離したカプラーを元に戻します、ここで気が付きましたが、
これら、配線を通し易いようにコネクタが分離出来る様に
メーカーが配慮しているのでしょうかね？

配線ガイドを使用して、カメラ配線を通して、リアカメラへ仮組し、
バックミラーを元に戻して確認します。

さて次は、カメラ配線を車輌側へ引き込みます、配線グロメットの中を
カメラ配線を通します。

ルーフライニングを固定しているピンを抜いて車輌側の配線入り口に、
アクセスし易いようにしカメラ配線を通して行きます。

外れている、配線グロメットを車輌側とバックドア側共に、
確実に取り付けます、特に車輌側のグロメットは注意が必要です、
再取付も難儀ですが、ここが取り付け不良だと雨漏りをします！

カメラ配線を幾つかの内貼りを剥がして前方の本体カメラへ這わせていきます、
余った配線はAピラー部分にまとめて固定しフロントカメラへ接続します。

フロントカメラの映像とリアカメラ映像を確認し、
外したカバー類を元に戻して終了です（　＾ω＾）b

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