クライスラー ジープ グランドチェロキー リミテッド　前後ドライブレコーダー取付け｜車検・点検・修理のグーネットピット

R7 WL20 クライスラー ジープ グランドチェロキー リミテッド 109km 新車 　カロッツェリァ　VREC-DZ410D　前後ドライブレコーダー　RD-DR002　駐車監視キット　取付け　愛知県豊橋市・豊川市　QUAINT CARS

ジープ グランドチェロキー リミテッドを弊社にて注文販売させて頂きました。

(ご成約済み)　愛知県豊橋市W様　ありがとうございます。


ジープ社ではドライブレコーダーはオプション設定されており純正品は大変高価です。

オーナー様よりドライブレコーダーは弊社にお任せと言うことで、私のお勧めなカロッツェリァ製の最新ドライブレコーダーを取付けさせていただきました。

今回は前後ドライブレコーダー、オプションの駐車監視キットの取付けを紹介させていただきます。

車を運転していると走行状況が常に変化し昼夜、逆光、悪天候、トンネル内などさまざまなシチュエーションが想定されます。

ドライブレコーダーに求められる性能はもしもの時に証拠能力の高い映像(対象車両のナンバープレートや信号機の色など)がしっかり映像として撮影できているかが重要です。


今回取付けをする最新のドライブレコーダーはAI機能搭載でデジタルカメラを上回る830万画素もの高精細な映像を記録できます。特に心強いのが夜間や暗い場所での撮影にはパイオニアの最新画像処理技術「AI-ISP」を組み合わせた「ウルトラナイトサイト」に分かりずらいナンバーレートの撮影しっかり録画する事か可能です。

交通事故発生時の相手方と言い分が食い違った際には、映像を客観的証拠として利用できます。撮影された映像を警察や保険会社に提出することでスムーズに事後処理が行えます。

さらに駐車監視機能付きのドライブレコーダーであれば、エンジンを切った後も周辺の状況を録画でき駐車中でも録画が可能です。車両から離れた後、当て逃げや車上荒らしへの牽制になり、万一被害にあった際にも映像が有力な証拠になります。

本体は安全に配慮して視界を遮らないような小型となっており、ケーブルも目立たない設計になっています。

ぶら下げるタイプよりスマートな仕上がりになるのでお勧めです。

カロッツェリァ　VREC-DZ810Dの性能は一般的なドライブレコーダーが採用するフルHDの約4倍にあたる約830万画素の4K録画に対応しており高精細な映像を記録できます。解像度が高ければ、万が一の事故やトラブルの際に周囲の状況を細部までくっきりと、証拠能力の高い映像として残せます。

また、付属のリア用カメラはフルHDの約200万画素にとどまるが、前後カメラで独立した露出補正機能を搭載し、後続車両の運転者と相手のナンバープレートの文字までしっかりと映し出す。明るさは9段階で細かく調整できリアがスモークタイプのクルマにも対応する。

今回、取付けをしたグランドチェロキーには純正プライバシーガラスの上に断熱タイプのスモークフィルムを施工してあるので安心して取付けができます。

意外と知られてませんが、ドライブレコーダーは取り付けできる場所が法律で決まっています。

フロントガラスの上部20％以内に取り付けしないと道路運送車両法の保安基準不適合となり車検がNGになります。最近の車だと安全装置に必要なフロントカメラなどフロントガラスの中央についているのでドライブレコーダーの取付け場所が限られてきます…


ドライブレコーダーの取付け位置と配線の取り回しはいつも悩みますが、使い易くドライバーの視界の妨げにならない場所に取付けします。

スピード重視で取付ける事もできますが、弊社では運転されるお客様の事を考えながら仕上がり重視で細かい場所にも拘って綺麗に仕上げていきます。

作業される方によって順番は違うと思いますが、前後ドラレコ取付けの場合、自分はリア側から作業をしていきます。

リアガラスの中央、できるだけ上にリアカメラを固定したいので分解作業を進めていきます。

リアゲートアッパー側。リアゲートロアー側のトリムを外していきます。

新車はクリップが固いので壊さないように慎重に作業していきます。

ルーフライニングの後ろ側のトリムも外します。無理やり外すと壊れるので専用の工具を使用して慎重に取り外します。

車体側に繋がるベローズというゴムのジャバラが２個ついているので、左側を利用して車内に配線を引き込みます。真ん中のいっいっぱい穴があいてるとこから配線を出してリアドライブレコーダーの配線を通していきます。

リアゲートの左側のベローズの取り付け穴から、リアカメラ用の配線を取り出します。

配線ガイドという専用工具が売っていますが、金属製で加減を間違うとゴムチューブび穴を空けてしまう可能性があるので、自分は模型メーカーのタミヤ製、電動ラジコンカー用の蛍光カラーアンテナパイプを連結して配線を通しました。

柔軟性が高く、あらゆる箇所に仕えて蛍光カラーなので見やすく便利です。

配線が通ったので長さを計算してリアカメラの固定場所付近に配線をまとめていきます。

配線を余らせると、走行中にカタカタと異音がする原因になるので、フェルトテープで巻きながらインシュロックで存続のハーネスに固定していきます。

サイドエアバックに注意しながら、左の天井のスペースを使いフロントに配線を通していきます。

リアカメラは電熱線をかわして、リアガラス中央のなるべく上部に設置していきます。

これにより、電熱線の使用時、熱による本体の剥がれを防ぎ、バックミラーからの視界の妨げにならない様に取付けしていきます。

細かい場所ですが、ドライバーさんに配慮して取付けをします。

駐車監視のドライブレコーダーは常時電源、アクセサリー電源、ボディーアースの取り出しが必要になります。

オーディオ廻りには電源配線が集中しているので分解しながら探します。

輸入車は変なとこから電源を取ると思わぬ故障を招くので慎重に作業していきます。

オーディオ廻りを分解しました。

配線図や修理書が手元にないので、簡易的に何ボルト出ているか探しています。

何もしてない状態で 12.7V 出ているので常時電源のようです。

ただ配線が太く電源が取り出しにくいのでやめておきます…

グローブボックスを外して、センターコンソール左側にハーネスの束を見つけたので調べていきます。

中央のカプラー線を調べたら、常時電源とアクセサリー電源があったので、ドライブレコーダーの配線を繋いでいきます。

黄色：常時電源
赤色：アクセサリー電源

ドライブレコーダーの配線は大体余るので車両に合わせてカットして綺麗にまとめていきます。黄色と赤色の配線がむき出しだとカッコ悪いのでコルゲートチューブで巻いて配線を保護しながら、後付け感を出さず仕上げていきます。

センターコンソールのベース部分に金属フレームがあるので、10ｍｍの取り付けボルトよりアース電源をとります。

黒色：アース線

付属の端子だとゆるく外れてしまう恐れがあるので、長さを合わせてカットして先端端子を丸形のものに打ち換えました。ボルトに共締めしたので外れる事はありません。

見えない部分ですが、こちらも綺麗に仕上げていきます。

フロント側もしっかり配線処理していきます。走行中カタカタ音が鳴ると良くないので配線はクッションテープとインシュロックを使ってしっかり固定しました。

フロントカメラを車内に固定するとこんな感じです。運転の妨げにならない様、少し左側に配置してあります。ドライバー目線では直接視界に入らないのでこの位置がベストです。

このドライブレコーダーは大型液晶により操作画面が見やすく、もしもの時も記録した映像を車内で確認することも可能です。

大きめの操作ボタンは液晶の下部に設置されているため、直感的な操作ができバックミラー裏に取付けた場合でも視界の妨げにならず操作もしやすいです。

組付けチェックを入念に行いドライブレコーダーの各設定をして完成です。

今回は弊社で注文販売させて頂き、追加で前後ドライブレコーダーを取付けさせて頂きました。取付工賃の総額66220円(2025年06月時点)

※取付けるドライブレコーダーによって作業時間と作業工賃が大きく変わってきます。本体付属のシガーソケットからの電源取り出し、配線加工による電源取り出し、別売りの駐車監視キットを使用しての電源取り出し、などショートパーツの有無や作業の難易度で作業工賃が異なります。

※輸入車の場合、脱着する部品が多いので国産車に比べて作業工賃が割高になります。

※持込み取付けの場合、必要な部品等の打ち合わせが必要です。

お客様のお車に合った作業メニューを提案させて頂いております。

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