【豊明市　スズキ　ワゴンＲ】　車検整備｜車検・点検・修理のグーネットピット

ワゴンＲの車検です。半年ごとに定期点検をうけて頂いているお客さまの為、特に大きな修理はありませんでしたが、消耗品の劣化がみられたので交換しています。点検項目が多いためちょっと記事が長いですがお付き合いください。

まずは受け入れから。バッテリー・ワイパーゴム・各種オイル類・下廻りのチェックをします。バッテリーは問題ありませんでしたが、ワイパーゴム・エンジンオイル、冷却水等の消耗部品は劣化が見られました。下廻りはオイルもれ、足回りの不良等はありませんでした。消耗部品はお客様にご了承を得て交換します。次はコンビテスターを使って事前検査をしていきます。

コンビテスターを使ってスピードメーターが正常に作動しているかをチェックします。その後、ブレーキの前後の効き具合のテスト、サイドブレーキの効き具合のテストをします。

ＣＯ/ＨＣテスターを使って排気ガスの濃度が基準値いないかどうかをチェックしています。問題ありませんでした。

ヘッドライトの輝度、高度を測ります。左側は無調整のまま合格しました。ズレていることがほとんどなのですが今回は大丈夫でした。右側は正常範囲内でしたがぎりぎりだった為、少しだけ調整しています。これで事前検査は完了です。次は分解整備に入ります。

リフトに上げてエンジンオイルを抜きます。

タイヤを外し、ブレーキを分解します。

フロントのディスクパットです。結構汚れています。

パーツクリーナーできれいに汚れをふき取ってキレイになりました。

次に紙ヤスリを使って磨きます。車検項目上は必要ない作業ですが、安全にお乗りいただく為に行っております。

フロントブレーキパットの残量を測ります。7ｍｍありました。新品で約10ｍｍなので十分残量がありました。

ワゴンＲの場合だとリヤフレーキは別の構造ですが、同じように紙ヤスリで磨き、残量を測ります。こちらは3ｍｍでした。リヤブレーキシューは新品で約5ｍｍ程度なのでこちらも問題ありませんでしたので元通り組み付けます。

こちらはブレーキオイルのエアー抜きをしているところです。この作業を怠るとブレーキホース内にエアーが噛んでしまい、最悪ブレーキが効かなくなることがあります。地味ですが重要な作業です。4か所全部終わったらタイヤを組み付けます。

ホイールに錆が出ていたため錆止めを4本とも塗ってます。空気圧も調整しています。

エンジンのクーラント（冷却水）の濃度が足りなかったため、クーラントブースターを入れて冷却性能を強化します。エンジンオイル・ワイパーゴム等の消耗も交換しました。分解整備作業が完了したため、もう一度テスターに入れて保安基準に適合しているかの検査を行います。無事合格していたため作業は完了です。

最後にお客様のお車をきれいに清掃して完成です。ご入庫ありがとうございました。

車検証は陸運局で発行してもらうため、当日渡しをご希望の方は午前10時までのご入庫をお願いしております。お車のお渡しは3時以降になります。お急ぎの方は後日車検証をお渡しさせていただきます。ご了承ください。

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