- 電装系修理
- ホンダ バモス
- 費用総額:11,000円
- 作業時間:30分
2020年07月20日 23:48ホンダ バモス【HM1】エアコンガス充填
ホンダ バモス【HM1】
暑くなりエアコンを多用する時期になり連日のようにエアコンを使用していると思います。
そんな中、気温がそこまで高くない日だとエアコンの冷え具合は悪くないと感じるが、気温が高い日だとどうも冷え切らないというような症状で入庫しました。
エアコンの効き具合が悪い原因は様々ですが、まずは現状の確認から行います。最強冷、風量最大にしてみます。
この状態でしばらく放置してみましたが、吹き出し口からの温度は約20度までしか下がりません。これでは気温の高い日だと涼しく感じるまでのところまでいかないのは納得できる数値です。
繰り返しになりますがエアコンの効きが悪くなる原因は様々です。
原因を探していくうえで大切なのは、まずエアコンガス(冷媒)が規定量きちんと入っているのかどうかです。それを調べるための方法は、今入っているガスを抜き取るしか方法はありません。エアコンの効きが悪い原因がガスの量が少ないからだと推定し、安易に補充していると規定量より多く入れすぎてしまい、余計に不具合を起こしてしまうケースも数多く見てきています。
基本に忠実に、専用の機械を使用してエアコンガスを一度抜き取ります。(画像は以前まで使用していた旧の機械です。現在は新しいものに買い替えました)
こちらのバモスはエアコンガスの規定量が550gですが、抜き取ったガスの量は385gでした。規定量より165g少ない計算になります。これだけ差が出てしまうとエアコンの効き具合にも影響が出ます。
そして今度は規定量である550gを充填していきます。
先ほどの機械を使用して規定量を充填します。
規定量の充填が終わればもう一度温度測定を行います。
今度は約15度くらいまで下がるようになりました。アイドリングでこれなので走行時はもう少し下がります。
試運転してみるとガスの入れ替えを行う前に比べて冷え具合は改善されていました。
数値的にはたったの5度くらいの違いですが、体感ではひんやり具合がまったく違います。新車時ではもう少し冷えると思いますが、コンプレッサーなどの能力も少しづつ落ちていきますので、とりあえずこのまま様子を見ていただき、これでもまだダメなようならコンプレッサーの交換も視野に入れましょうとアドバイスをさせていただき作業完了とさせていただきました。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成13年 | メーカー・ブランド | ホンダ |
---|---|---|---|
車種 | バモス | グレード | L |
型式 | GF-HM1 |
費用明細
項目 | 数量 | 単価 | 金額 | 消費税 | 区分 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアコンガスクリーニング | 1.0 | 10,000 | 10,000 | 課税 | 点検 |
小計(課税) (①) | 10,000円 |
---|---|
消費税 (②) | 1,000円 |
小計(非課税) (③) | 0円 |
値引き (④) | - 円 |
総額(消費税込) (①+②+③) | 11,000円 |